3・1運動、その未完の片側革命⑥
投稿者: bosintang 投稿日時: 2001/12/30 19:00 投稿番号: [382 / 3669]
わが国の国史(下)では、関東大震災における朝鮮人虐殺を、次のように説明する。
「1923年、日本の関東地方で発生した地震で人命と財産に大きな被害をうけ、日本国内の民心が不穏になった。このとき、日本当局は「朝鮮人が暴動を起こし日本人を殺している」という流言飛語をまき散らし、社会不安の原因を韓国人のせいにした。これによって、在日同胞6000余人が日本人に虐殺されるという大惨事が発生した」(170ページ)
実際、朝鮮人虐殺の真相はまだ明らかになっておらず、朝鮮人虐殺事件発生の真の理由は、日本政府が、大地震で混乱した社会的雰囲気を利用しプロレタリア革命を起こそうとしていた社会主義者たちを一斉に掃討するために起こした自作自演劇だった、という説がいちばん説得力をもっている。社会主義者たちが、放火とテロ、そして組織的なサボタージュ活動を開始すると、これらをまとめて「不逞鮮人」と決めつけ、一網打尽にしようとしたのだ。その渦中で、日本帝国主義者たちに煽られた一部自警団が、社会主義者、反政府人士たちを虐殺する際、ついでに朝鮮人まで手当たり次第に殺害した、という不幸な事件だ。結局、日本社会主義者たちと日本領朝鮮の民衆の運命は、ある程度まで同一線上にあったといっても過言ではない。しかし、わが国の国史(下)には、このような社会主義者たちの話は、ただの一行も、いやただの一つの修飾語句さえ出てこない。理由は何だろう?
ここまでくると、そろそろ、3・1運動の本当の真実が何なのか、知りたくてうずうずしてくる読者諸賢が、ひとり、ふたり、出はじめていると思われる。ならば、次は日本と日本領朝鮮を一つの巨大な水流と見、そのなかにおける3・1運動の真の位置づけを少しく試みよう。ここからが筆者なりの歴史記述だ。
(つづく)
これは メッセージ 381 (bosintang さん)への返信です.
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