散麹と餅麹
投稿者: tuka_chan 投稿日時: 2001/08/24 02:26 投稿番号: [203 / 3669]
散麹と餅麹は形状が違うだけではないそうです。
製造方法
散麹=1粒1粒バラバラになっている米を蒸してそれに麹の種を加えてカビを繁殖させる
餅麹=穀物原料を先ず粉砕してから(それを蒸したり煮たりせず)生のまま水で練ってそのままにしてカビを繁殖させる
またカビの種類も
散麹=コウジカビ(Aspergillus oryzae)
餅麹=クモノスカビ(Rhizopus)
と異なるようです。少なくとも日本の麹は、伝来した麹をそのまま繁殖させて使い回しているのでは無いみたいですね。
また酒の製造方法も日本と大陸では異なるようです。
「大陸の麹の酒は、得られた麹と、麹以外の蒸した穀類原料、それに水の三者を容器に入れて仕込むのでありますが、日本の場合には、蒸した米と米麹と水の三者を一度に全部容器に仕込むのではなく、先ず元(酒母)を立ててから次にモロミを仕込みます。このモロミを仕込むのにも、蒸した米と米麹と水の三者を『添仕込み』、『仲仕込』、『留仕込』というように三回に分けて仕込む独特な方法であります。この日本酒独特の仕込み方法も、日本で編み出された方法といえるのではないでしょうか。」
こうしてみると百済伝来の日本酒説よりも、中国伝来の朝鮮酒説という方が妥当な気がしますが。
百済伝来説は古事記の応神記に「百済びとの須須許理が造った酒はおいしい酒であった」という記述が元になっているみたいですね。ただこの時代の酒は「口噛み酒」であったため、今の麹で造る日本酒とは直接は関係ないみたいです。
これは メッセージ 201 (bosintang さん)への返信です.
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