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「まあまあの地獄」

投稿者: trek011 投稿日時: 2003/08/26 18:38 投稿番号: [1504 / 3669]
韓国人による日帝時代再評価も在日オ・ソンファの「韓国併合への道」に始まり、キム・ワンソプ「親日派のための弁明」、ポク・コイル「死者たちのための弁護」と広がりを見せてきたようです。
私はポク・コイルの本をそれほど読みたいとは思いません。この本に何が書いてあるかより、このような韓国人の言論が韓国内でどのように展開していくかのほうに興味があります。もちろん、韓国語で本を読まれた方が掲示板で紹介していただくのはありがたいと思いますが。

目次に紹介されている

>第10章   フランスの場合

は第二次世界大戦期フランスの対独協力の問題を取り上げたものでしょう。
最終的に戦勝国となったフランスでは、国内のレシスタンス運動やド・ゴールの自由フランス運動ばかりがクローズ・アップされてきましたが、当初レジスタンスの闘士として売り出した社会党出身のミッテラン大統領が占領初期にはファシズム運動に参加していた暗い過去が暴露されたり、ヴィシー政権役人としてユダヤ人追放運動に加担したフランス人が1980年代になって人道に対する罪で逮捕され、1990年代に有罪判決をうけるなどフランスの対独協力の歴史が改めて脚光を浴びたのです。またフランスの一般民衆が積極的にナチスに協力したり、反ユダヤ運動に加担していた歴史研究も発表されました。
ポク・コイル「死者たちのための弁護」がフランスにおける対独協力の歴史の見直しに影響を受けているとすれば、興味深いと思います。
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