Re: 次世代機械加工産業を目指して-2
投稿者: akanbei_21c 投稿日時: 2006/06/02 16:49 投稿番号: [29571 / 38959]
防衛に関するニュースです
防衛庁技術研究本部技術開発官(航空機担当)の林富士夫空将はこのほど、日本航空新聞社の取材に対して、将来戦闘機の技術動向および技本における戦闘機関連の研究開発の現状などを語った。
まず戦闘機の空対空戦闘の様相については、将来的にも「First Look, First Shoot, First Kill」の原則は不変であると前置きした上で、その場合、機体のステルス性向上が戦闘の鍵を握る要素になると述べた。これは、自機のステルス性によるレーダー反射面積(RCS)の減少が現在では、相手方からの撃ち放し式の電波誘導方式空対空ミサイルに対し最も有効な手段であるためで、例えばRCSを10分の1に減少すると相手のレーダー探知距離を半減できる。一方、それをさらに100分の1にしても探知距離は3分の1であり、ステルス性の程度よりもステルス、非ステルスの差が非常に大きいという。
このステルス性以外の機体の構成要素に関しては、高運動性(PSM:Post Stall Maneuver)も必須と言われている。この最も大きな必要性とは、わが国のAAM−5(04式空対空誘導弾)、米国のAIM−9Xのような短射程の赤外線誘導方式空対空ミサイルの機動性が大きく向上した結果、格闘戦でこれを回避するとともに、相手方より先に理想的な攻撃態勢に持ち込むためにも、失速領域まで機体を制御することが求められているからである。
機体以外に将来の空対空戦闘を左右する戦闘機のアビオニクスに関しては、当分は、機首に搭載されるレーダーがメインセンサーの役割を担うが、その覆域が前方に限定される。相手に先んじて発見するためには、全周の捜索・探知・警戒が理想的であり、機体の外周に沿って360°をカバーできるコンフォーマル・レーダーが求められることになろう。
また、電子戦対策として、パッシブセンサーであるIRST(赤外線探知追尾装置)および状況認識能力の向上につながるデータリンク機能も不可欠である。IRSTは、レーダーの覆域外をカバーできるという観点から、AAM−5のような搭載ウェポンの活用の上で、HMD(ヘルメット・マウンテッド・ディスプレイ)とともに有効であるとした。
他方、搭載ウェポンについては、わが国は現在、世界有数の性能を誇るAAM−4(99式空対空誘導弾)やAAM−5を保有しており、今後も性能向上の研究が進められる。反面、機体のステルス性を考慮すると、空対空ミサイルを機体内に収納する方法が有力になる可能性もあり、当面は現状の性能を維持しながら、小型化が進むものと見ている。
これは メッセージ 29570 (akanbei_21c さん)への返信です.
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