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開港〜韓末の売春事情

投稿者: bosintang 投稿日時: 2003/04/22 23:08 投稿番号: [3727 / 49973]
つづき

19世紀半ば,日本の圧力により朝鮮が開港されると,日本資本が流入し,朝鮮にも貨幣経済が浸透していきます。

日本人がソウルに住み始めたのは1880年代。1884年に100人ほどの日本人がいました。90年ごろからは,本土の芸者が密航してくるようになります。96年に日本が芸者の営業を正式に許可すると,日本からは売春婦が押し寄せます。

なにしろ当時の日本は世界に名だたる売春大国。1910年当時,中国に1万6千人,シンガポール2千人,バタビア,ホノルル,ウラジオストクにそれぞれ千人,香港500人などの「からゆきさん」がいたそうです。彼女たちの大半は,九州あたりの貧困な家から,詐欺,甘言によって連れてこられた女たち。女衒がどのような手法で彼女たちをだましたかは,鈴木裕子「女性と植民地」(『世界史の構想』朝日新聞社,1993)にくわしい。のちの朝鮮人慰安婦の場合と似たようなものでしょう。


これら,日本人娼婦がソウル明洞あたりで人気を博すると,朝鮮人女性のほうも見逃しません。
日本の圧力下で実施された甲午改革によって,キーセン,奴婢などの賤民階級が廃止されましたが,解放とはいっても,職があるわけじゃない。ときあたかも,日本によって鉄道網が整備されてくると,地方の女性もぞくぞくソウルに上ってくる。

彼女たちは,ソウル中心部で管理組合(のちの券番=検番)を作って,日本人娼婦たちに対抗します。
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