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朝鮮売春事情

投稿者: bosintang 投稿日時: 2003/04/22 23:07 投稿番号: [3726 / 49973]
>ランク

昔の投稿ですが。

投稿者: bosintang (41歳/男性/在ソウル) 2002/ 7/21 22:59
メッセージ: 1226 / 1242

朝鮮時代の売春婦としては,まず妓生が思い浮かぶけれど,韓国人の中には,妓生は体は売らなかったと主張する人が多い。
妓生は,八賤(八種類の賤民。非差別民の白丁や,公私の奴婢,僧侶などを含む)の一つで,中央・地方の官衙(役所)に属し,地方官庁を往来する両班の酒席にはべり,歌舞を披露し,要求があれば夜の相手をしました。ただ,夜の相手は,そのたびにお金をもらったわけじゃないから,売春とはいえないかもしれないですね。この要求を拒むと,「春香伝」の主人公,春香のように牢屋へ入れられてしまう。高麗から李朝末期まで,約千年の間,全国に常時2〜3万人の妓生がいたそうです(『朝鮮を知る事典』)。
中には黄真伊という詩歌に秀でた才妓もいて,今日非常に美化されていますので,今の韓国人が「妓生は体は売らなかった」と信じたがるのも無理はないかもしれません。

朝鮮の王様に燕山君(在位1494〜1506)という人がいますが,この人は,朝鮮史上稀な暴君で,排仏崇儒政策にしたがって,ソウルにあった由緒ある寺刹,円覚寺を廃し,あろうことか妓生養成所にしてしまいました。このときは,全国から手当たり次第に美女を狩り集め(未婚,既婚,妾関係なしに),文字通りの強制連行をしたようです。後に,あるイギリス人の発案で公園(パゴダ公園,現タプコル公園)になり,1919年の3・1独立運動の起点となりました。独立運動の聖地は,実は慰安婦強制連行ゆかりの地でもあったわけですが,それを知る韓国人は少ない。

王朝と地方官庁にはこのような妓生文化がありましたが,一般社会の売春はどうか。

官妓の中には,民間の酒席には出ない気位の高い妓生もいて,これらは一牌妓生といわれ,格下の妓生や歳をとって引退した一牌妓生は,町で密かに売春に従事し,二牌妓生と呼ばれました。そして,街角で公然と客引きをする私娼は三牌妓生。
田舎では,寺党など流しの芸能集団や,市場,港の飲み屋(色酒家)が売春の拠点になっていたようですが,なにせあまり貨幣経済が発達していなかったこともあり,それほど盛んではなかったのではないかと思います。そもそも朝鮮時代は,すさまじい身分制社会で,労働を厭う両班層をささえる奴婢が,人口の約30%を占めていました。売買され,相続の対象でもあった奴婢は,「人間家畜」に等しく,若い婢女は,主人の文字通り性の玩具とされていましたから,需要はそこで吸収されていたかも。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&board=1086165&tid=a1zbana4k2qa4na5ja5ya5sa58a4k4fcbta4 7a4fa4dea49&sid=1086165&action=m&mid=1611&mid=

クマラスワミによって使われた「性奴隷」とは,まさに朝鮮時代の婢女にこそふさわしい言葉です。両班にしたところで,高位の賓客の訪問を受けると夜伽の女性を用意せねばならず,たいていは妾を差し出しましたが,場合によっては自分の娘や夫人までも差し出すことがあったとのこと。

朝鮮時代の農村を舞台にした小説によく出てくるのは,好色な地主(両班)の要求で泣く泣く娘を妾に差し出し,かわりに小作権や食料をもらうという話。
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