氏と姓 つづき
投稿者: nishina3777 投稿日時: 2003/04/17 10:33 投稿番号: [3407 / 49973]
創氏届け出期間6ヶ月の内前半3ヶ月間の創氏届け出率は7.6%であったが、総督府のキャンペーンや督促、手続きの簡素化、圧力等により、最終的に79%が日本風の氏を設定した。ちなみに改名届け提出率は9.6%だった。
朝鮮系華族約60家のほとんどは李垠殿下や衆議院議員朴春琴、洪思翔陸軍中将のように姓をそのまま氏として改名はしなかった。
朝鮮本土に比べ日本内地の朝鮮人には創氏改名の圧力はさほどでもなかった。台湾では改姓名を許可されたものは2%であった。
いわゆる「創氏改名」の目的とは直接的には1942年に閣議決定され44年に施行が決まっていた朝鮮への徴兵制導入に伴う徴兵事務の整備のための朝鮮式戸籍の日本式戸籍への改変である。
また、朝鮮の側から見れば、「創氏改名」は差別解消要求という側面を持つ。事実、朝鮮人の帝国内における権利は急速に拡大し、創氏改名から徴兵制導入、そして1945年4月には朝鮮に参政権が与えられることが決定され、年内には朝鮮人によって選ばれた朝鮮人議員が帝国議会に33議席を得るはずだった。(それ以前でも日本内地に住む朝鮮人には選挙権、被選挙権は認められていて、一方朝鮮に住んでいる住民は日本人も含めて参政権がなかった。)
以上、かなり大雑把ですが、近代日本の氏制度と創氏についてです。
これは メッセージ 3406 (nishina3777 さん)への返信です.
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