殖民地
投稿者: nishina3777 投稿日時: 2003/04/17 10:39 投稿番号: [3408 / 49973]
一般的に現在、合併後の朝鮮は日本帝国の殖民地であるとされていますが、(うら覚えなので不正確かもしれませんが)実は合併当時から現在まで朝鮮は殖民地か内地の延長線上の外地(北海道、樺太など同じ)か、という論争が存在します。確かに西欧諸国の殖民地に比べ朝鮮支配は軍事的要請が優先され、殖民地としての価値はあまり高くないように思われます。ちなみに辞書で言う殖民地とは、ある国の海外移住者にとって新たに開発された地域、帝国主義国にとって原料供給地、商品市場、資本輸出地とありますが、人口に比べ利用できる土地の少ない朝鮮に日本人が大規模な移民を出来る余地はありませんし、原料供給地、商品市場としても当時の朝鮮は未発達であり、資本輸出地としても、利益の還元がそれほど期待できるわけではありません。(どちらかというと満州国の方が殖民地としての条件が揃っているように思われる。大陸侵略の足がかりと言いますが、史実上、朝鮮が大陸進出の兵站基地としての役割を担えるようになったのは1930年代後半であり、現実に大陸への足がかりとして機能していたのは遼東半島(関東州)でした。)
そこで外地論と言うか、内地開発の延長の国土開発の対象としての朝鮮という考えが起こるわけです。かなり大ざっぱに書いてしまいましたがこのような事情で他の西欧の殖民地とは違う発展形態をとったものと思われます。比較するならば、イギリスによるインド支配、フランスによるインドシナ支配よりも、ロシアによるポーランド支配が近似しているように思います。(この論争は総督府と中央政府との権限争いなど結構複雑で面白いテーマですが、今、私は記憶に頼って書いたので間違いや勘違いが多くあると思われます。上記のことはあくまで参考程度に聞いて下さい。)
次に日本の朝鮮統治が人道的か、史上希にみる極悪非道なものか、という点についてですが、客観的に視ると比較的人道的とも言えますが、日本帝国としては別に人道に留意して統治を行ったわけでなくあくまでも日本帝国(朝鮮、台湾含む)の富国強兵策として近代化政策を押し進めた訳であり、歴史学的には統治が人道的であったかどうかはあまり関係ないかもしれません。また、日本政府としても富国強兵政策として朝鮮を統治していたのであり、国家の弱体化を招くようなこと(朝鮮民族の抹殺、差別の固定化、朝鮮文化の収奪と破壊、朝鮮の弱体化など)をする意味がないので極悪非道という評価はあまりに偏向的、主観的な感情論と言わざる得ません。3.1運動や他の朝鮮で起こったいわゆる「反日」闘争は民族主義的な反植民地運動として捉えられることが多いのですが、近代化に伴う旧社会の反発=反「社会革命」としてみることが出来るのではないかと思います。その場合、明治政府が日本で行った近代化改革に対する日本社会の反応、例えば地租改正反対運動や自由民権運動との比較が可能かと思います。
以上、雑文。
そこで外地論と言うか、内地開発の延長の国土開発の対象としての朝鮮という考えが起こるわけです。かなり大ざっぱに書いてしまいましたがこのような事情で他の西欧の殖民地とは違う発展形態をとったものと思われます。比較するならば、イギリスによるインド支配、フランスによるインドシナ支配よりも、ロシアによるポーランド支配が近似しているように思います。(この論争は総督府と中央政府との権限争いなど結構複雑で面白いテーマですが、今、私は記憶に頼って書いたので間違いや勘違いが多くあると思われます。上記のことはあくまで参考程度に聞いて下さい。)
次に日本の朝鮮統治が人道的か、史上希にみる極悪非道なものか、という点についてですが、客観的に視ると比較的人道的とも言えますが、日本帝国としては別に人道に留意して統治を行ったわけでなくあくまでも日本帝国(朝鮮、台湾含む)の富国強兵策として近代化政策を押し進めた訳であり、歴史学的には統治が人道的であったかどうかはあまり関係ないかもしれません。また、日本政府としても富国強兵政策として朝鮮を統治していたのであり、国家の弱体化を招くようなこと(朝鮮民族の抹殺、差別の固定化、朝鮮文化の収奪と破壊、朝鮮の弱体化など)をする意味がないので極悪非道という評価はあまりに偏向的、主観的な感情論と言わざる得ません。3.1運動や他の朝鮮で起こったいわゆる「反日」闘争は民族主義的な反植民地運動として捉えられることが多いのですが、近代化に伴う旧社会の反発=反「社会革命」としてみることが出来るのではないかと思います。その場合、明治政府が日本で行った近代化改革に対する日本社会の反応、例えば地租改正反対運動や自由民権運動との比較が可能かと思います。
以上、雑文。
これは メッセージ 3407 (nishina3777 さん)への返信です.
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