Re: 反ネットウヨク的な村上春樹
投稿者: parkavenuecanada 投稿日時: 2009/02/23 00:52 投稿番号: [98691 / 99628]
次は村上春樹の主題についてですが。
>アンタは左翼が衰退したから
〜
別に構わないんだが
この辺はかってにいっとけ、って感じです。誤解と妄想しかここにはありません。
>村上春樹が否定してるのは、民衆の行動を拘束する思想的体系全般であり、国家権力のみならず、宗教や左翼思想まで含んでいる
誤読です。
彼のいう「卵」というのは、地下鉄サリン事件被害者を取材した異色のルポルタージュから言葉を拾うと、
「被害者」一人ひとりの顔だちの細部を少しでも明確にありありと浮かびあがらせたかったからだ。そこにいる生身の人間を「顔のない多くの被害者の一人(ワン・オブ・ゼム)」で終わらせたくなかったからだ。職業的作家だからということもあるかもしれないが、私は「総合的な概念的な」情報というものにはそれほど興味が持てない。一人ひとりの人間の具体的な
─交換不可能(困難)な─
あり方にしか興味がもてないのだ。
『アンダーグラウンド』村上春樹
といった作家的な眼差しの先にある「細部」です。
哲学者の高橋哲哉によれば、国民を戦争に動員する装置にすぎない靖国侵略神社を青臭い国家国益ロマンから無邪気に賛同するネットウヨク諸君は、常に、そういう「細部」を捨象します。国家は国民を交換可能なモノと扱い、その装置の潤滑油として表面的な「顕彰」を忘れず、それに疑問を感じない諸君は「総合的概念的」な国家に都合のよい物語へと吸収されていくだろう。
その「物語」的な権力暴力が、村上のいう「壁」及び「システム」です。
>なし崩し的に日本社会に入ってこようとする在日のやり方は、こちらを尊重してないという意味で逆差別的だ
たとえばどういうことですか?
逆差別ってなんですか?
著名な歴史学者から引きますと、差別とは、
差異が問題になるのは、同じ人間でありながら異なった民族や文化に属するものが、支配者と被支配者との関係に区分されるときである。
『われわれはどんな時代を生きているか』山内昌之/蓮實重彦
と簡単に規定されますが、この日本社会で選挙権もない在日が、どうやって支配者となってるのかしらん?
差別(差異)とは、権力支配関係のないところで問題とはならないのは、常識だと思いますが。
だから松屋の食料に関して「差別」だとか騒ぐのは、アホなんです。
これは メッセージ 98678 (chironokainushi さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834688/4z9qa4ua46a41a4sa4j_1/98691.html