高橋和夫氏、イラン、英国、それぞれの見解
投稿者: f3nasa 投稿日時: 2002/06/26 00:00 投稿番号: [819 / 2453]
93年のオスロ合意(パレスチナ暫定自治合意)ではイスラエル政府とアラファト議長の共同歩調を前提にしていたが、今回のブッシュ構想は「アラファト外し」を明示した点が特徴だ。和平交渉のパートナーを変更することは、事実上、パレスチナ情勢をオスロ合意以前の状態に戻すことを意味する。
パレスチナ国家創設やユダヤ人入植地凍結を明示しないまま、オスロ合意が成立したのは“独裁者”、アラファト議長がパレスチナ内部の不満を抑え付けたからだった。
議長を排除しても、民主的な手段で和平推進派のパレスチナ指導者が誕生するとは限らない。占領地に住むパレスチナ人の間では、自爆テロを繰り返すイスラム急進派「ハマス」などへの支持率は高いからだ。
議長を排除すれば、多様なパレスチナ人たちはバラバラになってしまう。交渉相手がいない状態が続けば、イスラエルは占領地での入植活動を続けるための時間を稼げる。和平構想がパレスチナ情勢の沈静化に役立つとは思えない。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20020626k0000m030111000c.html
♪
「浅はかで非論理的」 イランが米の中東和平構想批判
イラン外務省のアセフィ報道官は25日、ブッシュ米大統領が明らかにした中東和平構想を「浅はかで非論理的な提案であり、中東問題の解決にはつながらない」と批判した。
ブッシュ構想は、パレスチナ自治政府の刷新を条件にパレスチナ暫定国家の樹立を支持するもので、事実上、アラファト議長の退陣を求めた。
イランはイスラエル国家を承認しておらず、すべてのパレスチナ難民の帰還権を主張している。アセフィ報道官は米国がイスラエルによるパレスチナの不法占領という「国際犯罪」を後押ししていると非難した。
http://www.asahi.com/international/update/0625/011.html
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英がブッシュ構想を批判
ブレア英政権は25日、パレスチナ人の指導者はパレスチナ人自身が決めるべきだとの見解を表明、ブッシュ米大統領の新たな中東和平構想を批判した。
英政府が中東問題で公式に米国の政策を批判するのは異例。ブレア首相は主要国首脳会議(カナナスキス・サミット)の合間に行うブッシュ氏との会談でこの問題を取り上げるとみられる。
英首相報道官は、「ブッシュ大統領の演説と(パレスチナ問題への)関与の姿勢を歓迎する」と述べながらも「パレスチナ人の指導者は彼ら自身が選ぶべきだ」と付け加えた。
http://www.sankei.co.jp/news/020625/0625kok170.htm
♪♪♪♪♪
左派に人気の高い高橋和夫助教授の見解を紹介しました。特別な臭みを感じる事も有りませんし、今回の分析はフラットだと思います。
一方、イラン外務省の発表はちょっと教条的な田舎臭さが感じられて個人的には受け入れにくく、もっとソフィストケートされて欲しいものだと感じます。イランは合衆国と仲が良くありませんので「浅はかで非論理的」と貶したかったのでしょうが、この件に関して言えばむしろ浅薄で非論理的なのはイランではないでしょうか。
そして文中にも有りますけど、英國が中東問題で合衆国の政策を批判する事は珍しいですね。ちょいと利害で対立するような箇所に引っ掛かる事が有るんでしょう、なかなか面白い展開です。
パレスチナ国家創設やユダヤ人入植地凍結を明示しないまま、オスロ合意が成立したのは“独裁者”、アラファト議長がパレスチナ内部の不満を抑え付けたからだった。
議長を排除しても、民主的な手段で和平推進派のパレスチナ指導者が誕生するとは限らない。占領地に住むパレスチナ人の間では、自爆テロを繰り返すイスラム急進派「ハマス」などへの支持率は高いからだ。
議長を排除すれば、多様なパレスチナ人たちはバラバラになってしまう。交渉相手がいない状態が続けば、イスラエルは占領地での入植活動を続けるための時間を稼げる。和平構想がパレスチナ情勢の沈静化に役立つとは思えない。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20020626k0000m030111000c.html
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「浅はかで非論理的」 イランが米の中東和平構想批判
イラン外務省のアセフィ報道官は25日、ブッシュ米大統領が明らかにした中東和平構想を「浅はかで非論理的な提案であり、中東問題の解決にはつながらない」と批判した。
ブッシュ構想は、パレスチナ自治政府の刷新を条件にパレスチナ暫定国家の樹立を支持するもので、事実上、アラファト議長の退陣を求めた。
イランはイスラエル国家を承認しておらず、すべてのパレスチナ難民の帰還権を主張している。アセフィ報道官は米国がイスラエルによるパレスチナの不法占領という「国際犯罪」を後押ししていると非難した。
http://www.asahi.com/international/update/0625/011.html
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英がブッシュ構想を批判
ブレア英政権は25日、パレスチナ人の指導者はパレスチナ人自身が決めるべきだとの見解を表明、ブッシュ米大統領の新たな中東和平構想を批判した。
英政府が中東問題で公式に米国の政策を批判するのは異例。ブレア首相は主要国首脳会議(カナナスキス・サミット)の合間に行うブッシュ氏との会談でこの問題を取り上げるとみられる。
英首相報道官は、「ブッシュ大統領の演説と(パレスチナ問題への)関与の姿勢を歓迎する」と述べながらも「パレスチナ人の指導者は彼ら自身が選ぶべきだ」と付け加えた。
http://www.sankei.co.jp/news/020625/0625kok170.htm
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左派に人気の高い高橋和夫助教授の見解を紹介しました。特別な臭みを感じる事も有りませんし、今回の分析はフラットだと思います。
一方、イラン外務省の発表はちょっと教条的な田舎臭さが感じられて個人的には受け入れにくく、もっとソフィストケートされて欲しいものだと感じます。イランは合衆国と仲が良くありませんので「浅はかで非論理的」と貶したかったのでしょうが、この件に関して言えばむしろ浅薄で非論理的なのはイランではないでしょうか。
そして文中にも有りますけど、英國が中東問題で合衆国の政策を批判する事は珍しいですね。ちょいと利害で対立するような箇所に引っ掛かる事が有るんでしょう、なかなか面白い展開です。
これは メッセージ 812 (f3nasa さん)への返信です.
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