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国連

投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2003/02/12 01:00 投稿番号: [1461 / 2453]
  それと、この中で彼らが問題にしているのは「現に委任統治の下にある地域」は信託統治が適用されるという事だと思います。ところが、これほどの重要地域なのでヤルタ会談ではこの地域を除く領域を信託統治すると決めたのですが、この件は憲章に明文化されていません。
  当時チャーチルが何を考えていたのか分かりませんが、同時期にインドの独立を目指していたガンジーについて「半裸の姿でインド総督邸の会談を踏み上がって、英国国王兼インド皇帝の代表者たちと対等の立場で交渉し、ことを議するなどというのは、吐き気をおぼえさせられる恥辱的光景である」と述べていますし、スエズ侵攻を主導したのはイーデン外相ですが首相はチャーチルですので、おそらく独立──やはりヤルタ会談でこの地域の国家を一応そうすると決めた──させても一方的な軍事同盟を結び、支配下に置こうとしたのでしょう(エジプトと似ています。61年にクェートを正式に独立させたときも軍事同盟を結び、カセムが併合を宣言したとき英国は空母を派遣した。)。
  ちなみに後から参加したフランスもシリアとレバノンの完全独立を拒み手を打とうとするのですが、現地の抵抗と46年2月のフランス軍撤退を求める国連決議によって諦めました。

  っで英国に話を戻しますと、トーリーなら違った対応になったと思いますが、ユダヤ人テロリストに嫌気がさしていた労働党にとって信託統治協定会議=第2回ロンドン会議ですから元の木阿弥です。そんなわけで加盟国の権利としてこの件を独自に総会に付託したのでしょう。

  しかし、国連憲章からするとアラブの兄弟たちの言い分が正論です。つまり「国連の肯定」なのです。
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