武力か交渉か
投稿者: kazetokomorebi 投稿日時: 2003/02/02 20:42 投稿番号: [1418 / 2453]
テロ根絶までパレスチナ側と交渉せずという与党リクードは、
無条件でパレスチナ側と交渉を再開するという野党労働党を
大きく引離し圧勝した。
NHKのクローズアップ現代で、今回のイスラエル総選挙の
特集をされていました。
なぜ強硬路線が支持されたのか。イスラエル国民の真意とは。
シャロン首相は、「テロをなくすことはできる。テロと戦い
テロに打勝てば平和なイスラエルになる」と演説。
そしてミツナ氏は「テロと戦うだけではいけない。今すぐ
パレスチナと交渉する」という方針を掲げた。
しかし、1993年労働党イツハク・ラビン首相のオスロ合意も、
2000年キャンプデービットの交渉でも失敗したという過去が
労働党の弱み。それでもテロはなくならなかった。
リクードは選挙CMで「あなたはいつまで労働党の実験に
つき合いたいのですか?」と投げかけた。
イスラエル国民は答える。
「テロが多発する状況では、力で対決するしかない。」
「以前は労働党を支持していたが、パレスチナとの交渉は無理でしょう。」
パレスチナ市民は答える。
「イスラエルの有権者は歴史的な過ちを犯した。シャロンの続党により
和平は遠のき、暴力は続くだろう。」
悪循環のはずなのに、なぜあえて強硬路線のシャロンを選んだのか。
それは、身に迫る危険をなんとかしてほしいという思い。
通勤や子供の通学、新たなテロへの恐怖心が支持へと繋がった。
「対話の重要性はわかっているが、日々命が危険にさらされている中
賛同せざるをえない。シャロンがまずテロを止める。
そして、パレスチナの指導者に、暴力を使わない指導者を求める。」
「イスラエルにとって大切なのは、治安の確保」というサリーさん20歳。
目の前で多くの犠牲者をだしたバス爆破事件を目の当たりにしてから
護身用の銃を身につけるようになった。
「誰かが殺しに来る前に先に殺さなければならない。でもこれがイスラエルの
現状なの、、」そんなサリーさんはリクードに投票。
「どうしてもシャロンと思っているわけではありません。
でも、他に選択肢がないのです。解決の糸口が見えません。」
これは メッセージ 1396 (khaver2002 さん)への返信です.
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