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パレスチナの指導者

投稿者: kazetokomorebi 投稿日時: 2003/02/02 20:48 投稿番号: [1419 / 2453]
イスラエル総選挙を巡って、ある兄弟の対話を聞きました。
弟「今は力強い政党が必要なんだ。交渉は実現しないよ。」
兄「いや、パレスチナ側に良き指導者が現れれば、変わると思わないかい?
   いつかそんな日が来ることを信じようじゃないか。」
弟「そんなんじゃ、テロが増え失業者が増え景気も悪くなってしまうよ。」
兄「そんなこと言ってるから新たなテロリストが生まれるんじゃないか。
   お前の解決策は、連中を殺すことなのか?イスラエルとパレスチナは
   共存していくしかないんだよ。」

兄は労働党に投票しました。
「どちらかがこの土地を独占するという選択は現実的ではありません。
  私はイスラエルとパレスチナの人々が歩み寄り、共に暮らす未来が必ず来ると信じています」
弟はリクードに投票しました。
「やはり現状を変えられるのはシャロンしかいないと思いました。
  私の入れた票で、イスラエルが良い方向に向かうことを願っています。」
こわばった表情でした。
和平の希望を人々は見失っているのか?しかし最近の世論調査でも
70% の市民がパレスチナとの共存は必要だと答えている。
「テロを武力で封じ込めながらも、いつかは和平を信じたい」
「テロをいっこうに沈めようとしないアラファト議長との交渉に
  どこまで意味があるのかという不信感に加え、テロを前に譲歩すれば
  暴力に屈することになる。だから、将来は和平に期待しながらも
  今は対話に応じられない」これが、イスラエル国民の大半の意見らしい。

労働党党首ミツナ氏は、演説でこう言いました。
「パレスチナは苦しんでいる。私たちから彼らに解決策を提案しよう。」
感動しました。『相手の立場』を思いやって、本当に良い人だと思いました。
でも、今本当に必要なのは、『パレスチナ側に良き指導者が現れること』なのだろうかとも感じました。
それでこそ、兄のいう、イスラエルとパレスチナの人々が共に歩み寄り、
共に暮らす未来が実現するのだと思いました。
平和な高台から眺めながら、客観的な上面の意見を並べることは簡単だが、
いざその中に入って経験しないとわからないことは多すぎると思う。
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