さあ!諸君!捕鯨問題だ!

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | [ メッセージ # オフセット ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

科学の名を借りた商業捕鯨?(引用)

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/11 01:18 投稿番号: [881 / 62227]
科学の名を借りた商業捕鯨?(引用)

(引用)・・・なお、条約第8条第2項では捕獲した鯨を「実行可能な限り加工」する事が規定されている。従って、捕獲した後に研究用のサンプルだけを取って鯨を廃棄してはいけないのだが、一般には条約の規定などあまり知られていないため、日本国内でさえ、「調査捕鯨で採った鯨がなぜ売られているのだろう」という声はたまに耳にする。また、このような一般市民の知識不足を利用して「調査捕鯨は科学を隠れみのにした商業捕鯨」と主張する反捕鯨団体の宣伝がもっともらしくまかりとおる。実際には、こうした副産物の販売によって、調査にかかる費用のかなりの部分がまかなわれている・・・http://luna.pos.to/whale/jpn_zat_research.html
(GPのレベルで『商業捕鯨だ』などと主張する気はありません)

科学の名を借りた商業捕鯨(引用)

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/11 00:54 投稿番号: [880 / 62227]
科学の名を借りた商業捕鯨(引用)

(引用)・・・なお、条約第8条第2項では捕獲した鯨を「実行可能な限り加工」する事が規定されている。従って、捕獲した後に研究用のサンプルだけを取って鯨を廃棄してはいけないのだが、一般には条約の規定などあまり知られていないため、日本国内でさえ、「調査捕鯨で採った鯨がなぜ売られているのだろう」という声はたまに耳にする。また、このような一般市民の知識不足を利用して「調査捕鯨は科学を隠れみのにした商業捕鯨」と主張する反捕鯨団体の宣伝がもっともらしくまかりとおる。実際には、こうした副産物の販売によって、調査にかかる費用のかなりの部分がまかなわれている・・・http://luna.pos.to/whale/jpn_zat_research.html

Re:初期資源量については(1)-2

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/10 16:02 投稿番号: [879 / 62227]
Re:初期資源量については(1)-2

問題は船の動きに影響されて鯨が逃げる、もしくは接近してくる傾向がある場合ですがこれは資源量推定に影響を与えます。このため二隻以上の船を用いた活動影響観察実験やヘリコプターを使った観察など様々な調査が試まれてきましたがIDCR調査の速度では鯨が船の影響を受けていない(または影響は無視できる)と考えられました。(現在も実験継続中)
Anon : Rep. int. Whal. Commn, 36, 459-470(1986).
Borchers,D,L, and Haw,M.D. :Rep.int.Whal.Commn,40,257-270(1990).
Kishino,H. and KasamatsuF. :Rep.int.Whal.Commn,36,491-495(1986).

ここのところ投稿が全く反映されないのですが、この記事が届くことを祈りつつ。(20回目くらいです)

Re:初期資源量については(1)

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/10 15:49 投稿番号: [878 / 62227]
Re:初期資源量については(1)

ライントランセクト法においては発見対象は対象海域内で点として分布するものとして仮定し、これはまずは動かないものとしている。実際には移動しているのだが、その速度が調査船よりも遅い場合には資源量推定に重大な影響を与えることは無いとされています。(いずれ遭遇しますし)移動方向も季節回遊期の大きな動き以外(南氷洋調査は摂餌期)には大局的に見てランダムなものと考えても良いでしょう。実際、観察中のミンクでは長距離を高速で遊泳移動している場面に出くわすことは無く、同行・反行にかかわらず船の進出とともに前方で発見され、後方に過ぎて行きます。また季節移動などの傾向については判っています。(一定海域に定着して観察すれば良い話。)

投稿が受け付けられない

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/10 15:47 投稿番号: [877 / 62227]
投稿が受け付けられない

ここのところ投稿が全く反映されないのです。
この数日で100回くらい試しています。
2月8日に成功した以外は駄目でした。
このくらいの短文ならどうだろう。(この文章1回目)

GPって・・・

投稿者: tokumori_tuyudaku99 投稿日時: 2000/02/09 09:00 投稿番号: [876 / 62227]
GPって・・・

エコ・テロリスト集団だからしょうがないさ。

なるほど。

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/09 01:01 投稿番号: [875 / 62227]
なるほど。

すると、すでに数えた群れと再び三度出会うことも、やはりあるわけですね。この見分け方が、職人芸的な固体識別の世界なのか否かを知りたかったのでした。過計数の疑いをぶち上げる気はありませんけど、実際のところはどうなんでしょうか。熟練していれば一目で分かるものなんでしょうか?

資源はcurrentのミンクの量、ということか

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/09 00:46 投稿番号: [874 / 62227]
資源はcurrentのミンクの量、ということかしら

生態系バランスと漁業資源をごっちゃにしないための前提として確認しておきたかったのですが、南氷洋捕鯨で言う『資源』とは即ち『ミンク』であって、現状の76万頭を100%として、ここからMSYを考える立場である、と解釈していいのでしょうか。シロなど他の鯨類が引き合いに出ると論点が定まらなくなる恐れがあるので、この際明らかにしておきたい。
『捕鯨は、現在の資源の有効利用であって、それ以上でも以下でもない。鯨類構成バランスをコントロールする等は、副次的に得られる効果を推定するだけであって、目的ではない』。是か非か!

Re:初期資源量については(2)

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/08 11:16 投稿番号: [873 / 62227]
Re:初期資源量については(2)

同群のダブルカウントを避けるためには例えば船の前方で発見された群が正横を過ぎ、後方遠く離れるまで観察し続けることで他の群と混乱しないようにしています。それぞれの群は遊泳方向を観察・記録していますし、発見時からの観察方位・距離を記録しているので調査ラインの変針点で船が方向転換してもどの群が現在どの位置に見えるかということを常に把握するようにしています。万が一ダブルカウントした際には発見位置情報と移動予測方向から後にその可能性をチェック出来るようになっています。IDCRには反捕鯨国を含む各国調査員が乗り組んで厳しくチェックしているので公正面でも期待出来ると言えるでしょう。確かに高密度海域では周り中がミンクだらけなのですが、群の構成(頭数や体長や個体の特徴)からも別群を見誤ることがないように観察しています。それが困難と感じられる場合には一旦、船を止めて観察します。疑わしい群は発見から除外されてしまうことによる過小評価の可能性はあるでしょう。

Re:ミンク76万頭を減らしてはいけない必然

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/08 10:43 投稿番号: [872 / 62227]
Re:ミンク76万頭を減らしてはいけない必然性は

初期資源状態は自然死亡数と出産数が均衡している状態なのでそれを保とうとすると
全く捕獲出来ません。哺乳類を含む動物は初期資源から減ると回復力が生じます。一
般に初期資源の50%の状態が最も増加率が高く、つまりこの状態(初期資源の50%)
を維持する為に増加分だけ獲り続けることが最大の資源利用が出来、なおかつ資源の
枯渇を防ぐことになります。この状態の増加量を最大持続生産量(Maximum
Sustainable Yield:MSY)といい、ここを見極めることが漁業管理の基本となりま
す。
ミンクのように初期資源量から大きく膨れ上がってしまったものについては少なくと
も現在の半分に減らすまで獲るべきとの考えも成り立ちますね。
その時点でもMSY分の利用が出来るのです。
ミンクを減らすことによる海洋資源全体への影響についてはまた書きます。

何から話せば良いのやら....。

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/07 11:17 投稿番号: [871 / 62227]
何から話せば良いのやら....。

グリーンピースは今や環境保護団体と銘打つ団体のなかでも
特に異質なその実態が次々と露わになっており、是非皆様に関心をもって欲しいと思います。

主に米国のイースタン・エスタブリッシュメントの思惑とリンクした数々の国際的謀略、
非常に強い人種的偏見が反映された攻撃対象、
不透明な資金の流れと内部の支配体制。
近年、内部告発が相次ぎ、一般会員の脱退者も増えました。
この団体についてはいったい何から話せば良いのか困ってしまう程です。
グリーンピース・ジャパンは日本国内向けに巧妙に考えられた見解を発信しておりますが、実態はアニマル・ライト運動を信奉するカルト・テロ集団であり他の多くの国内環境保護団体とは異質で危険な集団です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
連続爆弾テロで逮捕された「ユナ・ボマー」がグリーンピースの過激派閥「アース・ファースト」の支援のもとに連続殺人テロを行っていたことは確認されています。全容解明はこれからの裁判の行方を見守りたいと思いますが果たしてどこまで表に出るのやら。

GPの暴力

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/06 20:24 投稿番号: [870 / 62227]
GPの暴力

ところで、反捕鯨派ならばGP賛成派、とは限らない(逆は成立するけど)。反捕鯨の裾野はもっと広い。GPは多くの反捕鯨立場にとって迷惑な存在なのです。あんな連中と反捕鯨派とを同一視しないで下さい。
http://www.whalesci.org/collision0.html
(しっかし、なんで英語しかないんやろか<日鯨研)

水産庁プレスリリース・ふろく

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/06 18:54 投稿番号: [869 / 62227]
水産庁プレスリリース・ふろく

(引用1)国際捕鯨委員会(IWC)日本政府代表の交代について
平成11年11月12日の閣議により、島一雄氏(現海洋水産資源開発センター理事長)がIWC日本政府代表の任から退き、その後任として、森本稔氏(現水産庁次長)が任命された。http://www.jfa.maff.go.jp/rerys/11.11.12.4.html

(引用2)1999年までの北西太平洋ミンク鯨捕獲調査の成果について
http://www.jfa.maff.go.jp/rerys/11.8.2.1.html

水産庁プレスリリース

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/06 18:52 投稿番号: [868 / 62227]
水産庁プレスリリース

(引用)19日付けのNZ・クラーク首相の我が国鯨類捕獲調査への批判発言について、玉沢農林水産大臣は21日付でNZ・Hodgson漁業大臣に対し、別紙1の抗議の書簡を発出いたしました。
  書簡は本日、水産庁次長室において、森本稔(もりもと   みのる)水産庁次長から在京NZ大使館ケル一等書記官に対し手交されました。
  大臣書簡においては、我が国の鯨類捕獲調査が法的見地からも科学的見地からも正当な活動であることを説明し、クラーク首相が正当な調査活動を暴力をもって妨害しているグリーン・ピースを支持しつつ、我が国鯨類捕獲調査を批判する表明を行ったことに対し、強い懸念を表明しています。
  なお、クラーク首相の発言は、本年1月19日、同首相がグリーン・ピースの集会に出席した際に行われたものです。(別紙2   プレスリリース参照)
http://www.jfa.maff.go.jp/rerys/12.01.26.2.html

資源管理方法

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/06 16:26 投稿番号: [867 / 62227]
資源管理方法

参考まで。
http://luna.pos.to/whale/jpn_rmp1.html
http://luna.pos.to/whale/jpn_oh_blue.html

捕鯨禁止論の罪とは言い過ぎ!!

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/06 15:34 投稿番号: [866 / 62227]
捕鯨禁止論の罪とは言い過ぎ!!

そもそも、こうも鯨種の構成バランスを崩してしまったのはBWUを制限要因にした管理方式だったはず。これは1972年漁期に至るまで改められず、日本はその期間、撤退していく諸外国の捕鯨枠(と母船)を買い取って捕り続け、結果的に鯨類資源を痛めつけた張本人になってしまった。この問題の元凶と罪と責任は、捕鯨反対派には無かったことを確認した上で、本題に戻ります。
モラトリアム政策に科学的な根拠が無いことは認めるにしても、『ミンクも捕ってはいけない』ことについて認めるのであって、シロナガスなどの繁殖を妨害しているとの認識は、現在のところ判断できないと考えます。モラトリアムが絶滅危惧種にとってどれほどマイナスなのか、わからない。
ずばり『害獣ミンクを積極的に駆除すべきだ』是か非か!!

難しいですね。

投稿者: pacificoyster 投稿日時: 2000/02/06 14:57 投稿番号: [865 / 62227]
難しいですね。

質問ですがミンクの管理方法等はどれだけ研究されているのでしょうか?
解析方法の幾つかの投稿がありましたが、いまいちそこからの派生する管理とはどうするべきなのか疑問があります。成長の早いおきあみの論文は読んだことはあるのですが成長の遅いものに関してどう言った物を当てはめてのは陸上のほ乳類の推定方法でよろしいのでしょうか。
手のはいる論文でも見てみようと思っていますが。

とにかく、現状では取るべきであると思いますが、
ミンク以外の競合者のアザラシ、ペンギンの増加もあると聞きますがこちらの方が大きな影響を受けそうです。

かなり難しい問題

投稿者: eco2azarak 投稿日時: 2000/02/06 13:18 投稿番号: [864 / 62227]
かなり難しい問題

減らしていけない必然性はないと思いますが、問題は66万頭にも及ぶミンク鯨の行き先ですね。世界中でそれだけの需要があるか、と言うと恐らくないでしょう。いったい消費するのに何年かかるのでしょうか・・・

間引きは本来すべきものではありませんが、間引きしないと他の種の維持が圧迫されてしまいます。
この原因となった捕鯨禁止論の罪たるや、大変なものです。

他の生物の個体数保持をしながら、無駄にならぬようにミンク鯨を減らす。
この方法がうまく確立できていないといけません。

ミンク76万頭を減らしてはいけない必然性は

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/06 11:16 投稿番号: [863 / 62227]
ミンク76万頭を減らしてはいけない必然性は

どこにあるのか、という素朴な疑問です。
ミンク10万頭が初期資源量なら、この基準で主張があっていいはず。
シロナガス他を初期資源量にまで回復させる目的がある一方、
競合するミンクが大発生している現状にどういう姿勢で取り組むのか?
政治的要因等はぬきにして、皆さんの基本的なお考えを伺いたい。
ずばり『ミンクは10万頭に減るまで捕ってもよろしい』是か非か!!

それがあぶないんです

投稿者: eco2azarak 投稿日時: 2000/02/06 10:24 投稿番号: [862 / 62227]
それがあぶないんです

言っていることが一見立派でも、それが本当に正しいことかどうかは別。
それを見抜く力がないと、そのまま間違った方向へ引きずられる。
さあ、どこが正しくてどこが間違っているのか考えてみよう。

グリーンピースって良いんだ。

投稿者: ocyanomizueki_hakase 投稿日時: 2000/02/06 09:51 投稿番号: [861 / 62227]
グリーンピースって良いんだ。

いいこと言ってるんだ。
eco2さんの主旨は解らないけど、グリーンピースの姿勢って立派じゃん。

GPの捕鯨問題に対する考え方(転載)

投稿者: eco2azarak 投稿日時: 2000/02/05 23:04 投稿番号: [860 / 62227]
GPの捕鯨問題に対する考え方(転載)

  今季の対日本調査捕鯨抗議キャンペーンでは、捕鯨船団から放水の直撃を受けるなどした映像が日本でも報道されました。
  グリーンピースの、捕鯨問題に対する姿勢をまとめたものをアップしましたので、ご覧下さい。
  1) 日本の調査捕鯨は、科学に名を借りた商業行為です
  2) 公海資源は、国際的な了解の下に利用すべきです
  3) 日本の管理能力に関する懸念
  4) 捕鯨問題は、地球資源の過剰利用に関する問題です
  5) グリーンピースの活動は、反・過剰漁業(商業捕鯨)です
  6) グリーンピースは、人や人の財産を傷つけたりする行動はしません
  7) 目的は、「日本叩き」ではありません

Re:専門ではないのですが

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/05 02:46 投稿番号: [859 / 62227]
Re:専門ではないのですが

済みません。私も専門ではないのですが。(^^;
(私は元々捕鯨船員。その後、鯨類調査員を経て大学教官ですが専門はちょっと違う。)

ミンククジラは近年激増中ですのでリニアではありません。
非線形部分をカオスとしてなにかしらの形で近似曲線を与えることの意味よりも、現在の(もちろん現在も増加率変動中かも知れませんが)資源量をライントランセクト法により推定し(これはIWC/SCにより合意)初期資源量をコホート法により推定しているというところでしょうね。また現在ではHitter-Fitterプログラムといって、資源量推定値(またはそれとCPUEの時系列データ)と捕獲累歴から最大持続生産量(Maximum Sustainable Yield:MSY)曲線を描き、初期資源量を推定する方法も用いられています。

参考までに
コホート分析法関係:
Sakuramoto,K. and Tanaka,S. : Rep. int. Whale. Commn, 35, 261-71(1985).
Sakuramoto,K. and Tanaka,S. : Rep. int. Whale. Commn, 36, 207-12(1986).他
Hitter-Fitterプログラム関係:
de la Mare, W.K. : Rep. int. Whale. Commn, 39, 150-1(1989).他
(私のサイトでも少し触れています)

初期資源量については

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/05 01:46 投稿番号: [858 / 62227]
初期資源量については

まだ議論の余地を残すように思いますが、増加傾向が
等差的なのか何なのかといった分析はとばしまして。
1990年に示された資源量76万頭に話を移そうと思います。
まずは素朴な疑問です。
クジラの群れと調査船は、対向しすれ違うことが多いのでしょうか、
同方向に進むことが多いのでしょうか、バラバラなのでしょうか?
例えば、クジラの群れが岸に沿って時計回りに回遊していたとして、
調査船がジグザグに時計回りに航路を取っていたとすると、たとえ
12ノットでとばしていても、クジラに追いつかれることはありますよね。
http://luna.pos.to/whale/img/icr_rw_kasa_f3.jpg
そうでなくても同じ群れをカウントしてしまう可能性は常にある。
同じ群れは除外してカウントすると言いますが、
どうやって見分るのでしょうか?

Re:初期資源量推定について(3)

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/05 01:13 投稿番号: [857 / 62227]
Re:初期資源量推定について(3)

コホート分析法について。
これは構成世代(年級群)ごとに抽出した標本を分析する方法です。
ミンククジラ調査では捕獲鯨の年齢データは耳垢栓(じこうせん:みみあか)から正確に判ります。ランダムサンプリングにより群の年齢組成も判っています。これらと自然死亡係数からある鯨が1歳で資源に加入した頭数が計算されます。
ここで自然死亡係数は各種知見からIWCで合意されている値(0.086)を用いた。(これについては最大0.11の値まで試行済み)
これから過去(ミンクの寿命から1920年代までの年級群まで遡れる)の資源量が計算される訳ですが、自然死亡係数は年齢依存で高くなることは確実なので古い年級群から数えて次々の年級群への増加率は自然死亡係数が年齢一定であるとした計算よりも低くなる。1920年代の推定資源量では増加率ゼロ(初期資源:安定状態)が続く様子が明らかになっています。これが初期資源の推定値として発表されているものです。

RE:初期資源量推定について(2)

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/04 16:45 投稿番号: [856 / 62227]
RE:初期資源量推定について(2)

IDCR実施以前と以後では目視調査のデータから推定する加入量(生まれた分増加する)の「水準」に信頼性の違いが出ることが予測されるので実施前・実施後のデータの比較も行っています。
遡って予測したときにカオス的に扱うべき(少なくとも線形ではない)かどうかについては、この解明のためにもコホート分析が有効であろうと考えて良いかと思います。鯨類は寿命が長いのでカオス的に扱う必要がある(カオスであるかはともかくとして)時期(南氷洋の鯨類の個体数バランスが大きく変動していった時期)以前に加入した個体について判断することが出来たのですね。

RE:初期資源量推定について(1)

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/04 16:32 投稿番号: [855 / 62227]
RE:初期資源量推定について(1)

>まずCPUEについてですが。

捕獲減少の様子を線形に近似して未来に延長し、「将来獲り尽くした」時点までの累積捕獲頭数を予想して初期資源量とする理論ですが、
これはおっしゃる通りに努力量の信頼性が低く、また年変動との相関についても分析し難いために今となっては使い難い方法であります。
現在では資源動態モデルが資源量評価に用いられています。

来ると思ってました。

投稿者: seiginokatiha_ 投稿日時: 2000/02/04 12:08 投稿番号: [854 / 62227]
来ると思ってました。

お帰りなさい。(^^

専門ではないのですが

投稿者: Shake 投稿日時: 2000/02/04 03:16 投稿番号: [853 / 62227]
専門ではないのですが

>生態学モデルではカオスが出現する筈ですので、
原理的に近似は難しいと言えるのではないでしょうか。
ここらへんは専門でないのであくまで私見かつ一般論ですが、実際の生態系では冗長性があるでしょうし、非線形でも線形近似は可能でしょう。さらに随時観測し、修正しますから。

#経済も非線形でカオスだけれども線形で近似しますね
#あとは統計学の問題でしょう

それと

投稿者: Shake 投稿日時: 2000/02/04 03:09 投稿番号: [852 / 62227]
それと

必ずしも科学的合理性だけを論じているわけではないんですけどね。むしろ論理的整合性というべきでしょうか

1、他に保護すべき(絶滅に瀕している)動物がいて、環境保護のための資源も十分でないのに、安定的に資源が確保できると科学的に証明されている鯨(アースホール氏の場合はそれに加え、全ての野生哺乳類、鼠や兎まで)を保護すべきか。これは論理的に整合性がない。

2、情緒と国際感情が問題になるのなら例えば「納豆を食べるのをやめろ、この清潔な時代に腐った臭い豆を食べる必要なんてない」なんていわれたらどうすべきでしょう。無論、鯨みたいに資源問題が関わっているわけではありませんが、「かわいいから捕鯨は禁止すべきだ」のアナロジーにはなってます。この場合科学的合理性においては納豆を食べないことはそれほど問題はないでしょうが、論理的整合性があるでしょうか?

アナグロニズム

投稿者: Shake 投稿日時: 2000/02/04 02:36 投稿番号: [851 / 62227]
アナグロニズム

>日本の捕鯨再開論者の中に、実に不愉快な国粋主義者のような方がおられることが解りました。
国粋主義者とは自国の文化をもっとも優秀だと考え、排他的で、他の文化を見下し、認めない人ですよね。なるほど捕鯨反対論者の中に不愉快な人がいるわけです。ところで少なくともこの掲示板で国粋主義者をみたことはないんですが?

>代々木公園(中略)似つかわしくないでしょう。
インターネットが世界をつなぎ、パソコンで討論する時代に情緒的判断のみに基づいて環境保護を使用とするのはアナグロニズムもいいとこでしょう。Chapmanさんが例にあげられたのは「不必要な殺傷は避ける」というものでしょう?それがどうして食料確保のアナロジーになるのでしょうか?

>いやいや、大変参考になりました。
以前から、捕鯨禁止を唱えている人の中に思い込みだけで主張している人はしっていたので私には参考になりませんでした、さてはて。ま、トピをみた無関心な人が「正しい」知識と方法論を身に付ける参考になれば幸いです(無論,私の方法論が最善とは限らないだろうが)。

日本人の自然保護・動物保護意識はたいへん

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/03 23:55 投稿番号: [850 / 62227]
日本人の自然保護・動物保護意識はたいへん低い

ということは真実でしょう。無関心ではないんだけど、関心の持ち方のレベルが低い人が多い。このトピへの書き込みを見れば、一目瞭然ですな。真摯に環境倫理を考える人の、足を引っ張る存在なんでしょうけど。
真剣に捕鯨問題を捉え、考え、議論できる下地のない人はおいといて。しかし、何も知らない、知る意欲の無い○○○が、30%中の多数派。。。
悲しむべき現実と、どう相対していくかを、考えようじゃないですか^^

国粋主義者とは

投稿者: CogitoErgoSum 投稿日時: 2000/02/03 13:34 投稿番号: [849 / 62227]
国粋主義者とは

> その上、国粋主義者の様な意見は空を切っててむなしいですから、逆効果でしょう。
> 鯨問題の背景が良く判った「トピ」でした。

もし捕鯨禁止がまっとうな理由による説得力のあるものなら、
捕鯨禁止反対の声はこんなに大きくはなっていないはずです。

また、「国粋主義者」とはどういう意味でお使いでしょうか?
捕鯨問題に関しては、日本の利権が西欧諸国によって
不条理に侵害されているがゆえに、
捕鯨禁止反対派の声が大きくなっているのではないのですか?
それとも、日本は自国の利権などすべて放棄し、
西欧諸国に頭を垂れて黙って従え、とでも?

人がいなくなった頃に

投稿者: CogitoErgoSum 投稿日時: 2000/02/03 13:24 投稿番号: [848 / 62227]
人がいなくなった頃に

> 代々木公園の木に引っかかったカラスを役人が来て助ける、
> 麻布に紛れ込んだ猿を自然に帰そうと連日報道する時代に、
> 確かに鯨を捕って食料にするという行為は似つかわしくないでしょう。

その反面、現代には、野良犬や野良猫など
保健所などによって『処分』されている動物もいます。
遊び半分で動物をいじめたり、殺したりする人間だってまだまだたくさんいます。
西欧ではいまだに『ハンティング』はスポーツの一種として認められています。
規制はあるようですが、密猟者もいることでしょう。
物事のひとつの面だけを見て、取り上げ、
さも「世の中はこんなに変わった」と言うのはどうかと思いますが。

ついに終わりましたか?

投稿者: Chapman 投稿日時: 2000/02/03 11:32 投稿番号: [847 / 62227]
ついに終わりましたか?

日本の捕鯨再開論者の中に、実に不愉快な国粋主義者のような方がおられることが解りました。それらが捕鯨賛成論の理由付けに油を注ぐような働きをしているようです。
shake x Earth-hole両氏の議論は、鯨よりも科学的判断 x 情緒的判断の有効性という意味で興味がありました。

代々木公園の木に引っかかったカラスを役人が来て助ける、麻布に紛れ込んだ猿を自然に帰そうと連日報道する時代に、確かに鯨を捕って食料にするという行為は似つかわしくないでしょう。
その上、国粋主義者の様な意見は空を切っててむなしいですから、逆効果でしょう。
鯨問題の背景が良く判った「トピ」でした。
いやいや、大変参考になりました。

初期資源量推定について(3)

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/02 01:52 投稿番号: [846 / 62227]
初期資源量推定について(3)

コホート分析法ですが。
どういう推定モデルなのか、今一度教えてください。
参考Webを紹介していただけるとありがたい。
コホート分析法は疫学調査でよく使われる手法ですよね。
条件の異なる複数の大規模集団を長期観察して、
その条件因子の影響を見る方法、ではなかったかしら。
↓資源推定Webみっけました。
http://luna.pos.to/whale/jpn_sci_kasa.html

初期資源量推定について(2)

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/02 01:45 投稿番号: [845 / 62227]
初期資源量推定について(2)

続いて資源動態モデルですが。
生物学的データをもとに推定計算する場合、
パラメータの設定はとりあえずおいといて、
どの(いつの)資源量を基に計算したのでしょうか。
IDCRの目視調査データを使って代数計算する場合なら、
1978以降→1923頃へとさかのぼる訳ですよね。
生態学モデルではカオスが出現する筈ですので、
原理的に近似は難しいと言えるのではないでしょうか。

初期資源量推定について(1)

投稿者: tom44 投稿日時: 2000/02/02 01:38 投稿番号: [844 / 62227]
初期資源量推定について(1)

まずCPUEについてですが。
年次を追うごとに漁獲が減少することから推定するということは、
捕り尽くすまでにどれだけ漁獲が見込めるか、という解釈ですね。
資源量の年次変動を考慮しないという問題があるわけですが、
自然増を計算しない分、過大評価になる、ということでしょうか。
努力量という単位がものさしとして一定しているか疑問が残り、
精度よりも正確さに問題がある方法のように思われます。

現代的でありながら古いもの

投稿者: Shake 投稿日時: 2000/02/01 03:09 投稿番号: [843 / 62227]
現代的でありながら古いもの

私にしてみれば、家畜は必要悪であり、野生動物に比べれば人間の都合で命を奪っても「しかたのない」存在だという考えこそおぞましく、現代的な考えとは思えません。
先のmsgで指摘した死を連想させるものが社会から消えることの悪影響の1つであると思います。
他人に思想を押し付けることはできません。思想を語り合うことならばできるでしょう。しかし押し付けなくとも他人を見下した態度をとる人間と話し合いたくはないものです。

他人を見下すというのも現代の特徴であると同時に古い価値観ではないでしょうか

最後に>アースホール氏へ

投稿者: Shake 投稿日時: 2000/02/01 02:59 投稿番号: [842 / 62227]
最後に>アースホール氏へ

>すでに、自然界で生きている動物たちを捕獲して食料にすることに抵抗を感じてきている人がいる事を理解しておいてください。
そのようなことに抵抗を感じる人は昔から「すでに」いました。今に始まった話ではありません。

>すでに、日本でも多くの人が<活け造り・踊り>の様な演出料理に嫌悪感を抱いています。(中略)それも、人類の進化?なのでしょう。
文明が発達するにつれて「死」を連想させる現象に対して嫌悪感を抱く傾向はあるでしょう。それは確かに「変化」です。あるいは進化かもしれません。しかし進化が常に大切であるとは限りません(過適応などで)。社会から死の印象が薄らぐことによって生命が軽んじられるかもしれません。

アースホール氏とは議論にもなっていませんが、アースホール氏がこれ以上自分の思い込みをしゃべりまくるつもりがないのならとめません。

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | [ メッセージ # オフセット ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)