スチーブン弁護士の指摘3
投稿者: tom44 投稿日時: 2000/03/06 00:44 投稿番号: [917 / 62227]
スチーブン弁護士の指摘3(引用)4.その後も日本は捕鯨会議に出席を続けている。悲願の捕鯨復活が果たせないでいるが、弁護士として日本に如何なる助言を行っているのか。
ボイントン:実は日本はあの時、ノルウェー等と一緒に条約上の権利である「決定に対する異議申し立て」を行った。これは重大な権利で、これを行使した国は捕鯨会議における当該決定事項に従う義務を免除される。つまり「捕鯨禁止」は日本とノルウェーには当てはまらなくなる。ところが日本は米国との間で二国間交渉を開き、米国の圧力と詐欺的な戦術にはまり、異議申立て撤回した。米国は日本に「捕鯨禁止に従わないと、通商上で制裁を加える」と脅かした。これは政治だ。しかし、実は米国の制裁は「ガット」等米国も日本も加入している、多国間通商条約への違反となる。自由通商を護るガット加盟国が他の加盟国からの輸入に制限を加えるには厳密な法的枠組みが成立しており、別な条約である「捕鯨条約」に日本を従わせることを目的とした、通商は制裁は明白なガット違反だ。
かかる現状から、日本の打つ手はいくつもある。ガットへの提訴、捕鯨条約からの脱退、科学技術的な多国間の合意を世界に発表し、自主的な管理捕鯨を進めるなど。現にアイスランドは条約を脱退し、ノルウェーは米国の圧力を法的、政治的議論ではねかえし異議申立てを護り、今では条約に加盟しながら自由な商業捕鯨を続けているではないか。これが日本に対して自分がし続けた助言でもあった。
http://new.lec-jp.com/h-bunka/v3/tokusyu/06c.html
これは メッセージ 909 (tom44 さん)への返信です.
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