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「水産資源学を語る」解説(2)

投稿者: legal_guardian01 投稿日時: 2012/05/13 10:18 投稿番号: [58136 / 62227]
P(t+1)=P(t)−C(t)+1.4184μP(t){1−(P(t)/P(0))(P(t)/P(0))}

厳密にはこういう表記じゃないんだけど、掲示板では半角下付きの文字が出せないからMsg.32124のまま使う。最初に分からなければならないのは、この式の意図だ。これでさえ分からない人がいるのには驚いたことを覚えている。

P(t)はt年の資源数のこと、したがってP(t+1)は(t+1)年の資源数だ。この式の意図はP(t)からP(t+1)を推算するということだ。t=2000年、つまりP(2000)が与えられれば、t+1=2001、つまり2001年の資源数P(2001)を推算できるという意味だ。

この式を完全に解題すると

P(t+1)=f(P(t))

ということになる。P(t+1)はP(t)を変数とする函数で表されるという仮定だ。これは基本式   P(t+1)=P(t)+A(t)-B(t)+D(t)
A(t):t年の出産数
B(t):t年の死亡数
D(t):t年の加入数(外部から加わった数)
における変数A(t)、B(t)、D(t)がP(t)の函数f(P(t))で表されるということを仮定している。

変数A(t)、B(t)、D(t)、P(t)が分かれば厳密にP(t+1)を出せるけど、現実にはそんなことは出来ない。本来まだ来ていない未来のことを推測するのだから、当然変数A(t)、B(t)、D(t)は不明なわけだ。

ここの、変数A(t)、B(t)、D(t)、P(t)と式中にあるC(t)[t年の捕獲数]は、年数tの函数だという意味ではない。これらの変数は数値として与えられ、例えば、

P(2000)=500,000
P(2001)=600,000
P(2002)=700,000 …

ということになる。原本には引数でなく、下付きで書いてあったはず。原本を読んでいないで、数学の勘どころがるひとは「何で年数で展開しないんだ?」と思うだろうけど、(t)は引数でないことに注意して欲しい。

いずれにしろ、
P(t+1)=f(P(t))
という資源学では当たり前の式から、具体的に
P(t+1)=P(t)−C(t)+1.4184μP(t){1−(P(t)/P(0))(P(t)/P(0))}
が提示されてた。
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