第4回議事概要(6月20日)(20)
投稿者: r13812 投稿日時: 2011/08/02 08:50 投稿番号: [55327 / 62227]
○櫻本委員
私は、SUA条約の適用というのは巡視船を出す場合の前提条件であると考
えています。今はオーストラリアから鯨類の捕獲調査が国際法違反であるということ
で国際司法裁判所に訴えられていますから、裁判所の結果が出るまでは白黒はつきま
せんが、日本は訴えられているという立場にあるという事は事実としてあるわけです。
そういう状態のもとで、巡視船を出すということは、国際世論から見た場合に、日本
は非常に姑息なことをやっているという感じになりかねない。日本は国際法違反で訴
えられている立場でありながら、その判定が出るまでの間は武力を使って、その違法
行為を実行しようとしているということにもなりかねない。少なくとも日本の正当性
を主張するためには、まず、SUA条約違反という事で、シーシェパードの違法な行
為を国際司法裁判所に提訴し、その判決が出るまでは、巡視船を出して自国の国民を
自ら守るという、そういうストーリーで臨まないと大義名分が成り立たないのではな
いかと私は思います。以上です。
○高成田委員
まず、この海賊行為の定義について、一つの政府見解が出ているというよ
うな感じで聞いたので、もしそうであるならば、政府はもう既にこういう見解を出し
ていると。これに対して、この中で違法性を問えるのではないかという意見があった
というほうがいいのではないか。つまり、ここは両論併記で、「問えるのではない
か」と言う意見があり、「いや問えない」という意見があったというような書き方で
はなく、むしろ、政府見解が出ているという事実を押さえた上で、「そんなことはな
いのではないか」という意見があったという書き方のほうがいいのではないかと思い
ます。
それから、5番目のところは、私がこれまで述べてきたことが書かれていると思うん
ですけども、まず巡視船を出した場合でも、果たして本当にこれが排除できるのかと
いう能力の問題ももう一回検討しなければいけないということ、それから、巡視船を
出す場合というのは、例えばマラッカ海峡とかソマリア沖とか、これは海保や自衛隊
が出ましたけども、いわば国家の存亡をかけている場所に今まで出しているわけです。
調査船団の方々の生命が脅かされているという状況は理解できますけども、その数の
問題、そして積んでいる鯨肉という積み荷の問題を含めて、やはりそれは日本の存亡、
つまり、国民の生活のために毎日何隻のタンカーが通って石油が入ってきているとい
う状況と同一視することはできないと思っています。したがって、日本の生命線とい
うところでマラッカ海峡と巡視船という議論は成り立つけれども、南極海の鯨類捕獲
調査に巡視船というのは、ちょっと無理ではないかということを改めて付け加えたい
と思います。
○阿南委員
私も、こういう方向性を出すと、国際的にもこれは明らかになってしまいま
すよね。そういうことも考えること、やっぱりあくまでもIWCという場が設定され
ているわけであって、そこでの話し合いを優先させるということを前面に出していか
ないと、何だ、日本はそんなところで勝手にやるのかという話になると思います。国
際間の話し合いのルールを踏みにじるようなことを日本から言うのはおかしいと思い
ます。要するに、鯨類捕獲調査についての今後の意義や態度を決めていくのも当然で
すよね。私は南極海の鯨類捕獲調査は必要ないと思っているのですが、そういうこと
も含めて、今後の政策を明らかにした上で、この妨害活動に対してのIWCでの議論
を提起して、そして説得すべきだということをはっきりここに書くべきで、議論の場
を否定しているようなことを一方的に書くわけにはいかないですよ。恥ずかしくて。
○谷川委員
前にも言いましたけど、それはIWCでも毎回日本は言っているのです。こ
れはテロのことですからね。それで恥ずかしいことでも何でもないのです。それで、
IWCの参加国はみんなこのシーシェパードの暴力行為についてはよくないと言って
います。だけど、旗国であるオランダも港を貸しているニュージーランドも実際には
何もしないわけですから、そこは本音と建前で、悪い悪いと言いながら、どこの国も
何も手を出さない。そして、調査船団だけが危険にさらされているということを阿南
委員もご理解いただきたいと思います。
私は、SUA条約の適用というのは巡視船を出す場合の前提条件であると考
えています。今はオーストラリアから鯨類の捕獲調査が国際法違反であるということ
で国際司法裁判所に訴えられていますから、裁判所の結果が出るまでは白黒はつきま
せんが、日本は訴えられているという立場にあるという事は事実としてあるわけです。
そういう状態のもとで、巡視船を出すということは、国際世論から見た場合に、日本
は非常に姑息なことをやっているという感じになりかねない。日本は国際法違反で訴
えられている立場でありながら、その判定が出るまでの間は武力を使って、その違法
行為を実行しようとしているということにもなりかねない。少なくとも日本の正当性
を主張するためには、まず、SUA条約違反という事で、シーシェパードの違法な行
為を国際司法裁判所に提訴し、その判決が出るまでは、巡視船を出して自国の国民を
自ら守るという、そういうストーリーで臨まないと大義名分が成り立たないのではな
いかと私は思います。以上です。
○高成田委員
まず、この海賊行為の定義について、一つの政府見解が出ているというよ
うな感じで聞いたので、もしそうであるならば、政府はもう既にこういう見解を出し
ていると。これに対して、この中で違法性を問えるのではないかという意見があった
というほうがいいのではないか。つまり、ここは両論併記で、「問えるのではない
か」と言う意見があり、「いや問えない」という意見があったというような書き方で
はなく、むしろ、政府見解が出ているという事実を押さえた上で、「そんなことはな
いのではないか」という意見があったという書き方のほうがいいのではないかと思い
ます。
それから、5番目のところは、私がこれまで述べてきたことが書かれていると思うん
ですけども、まず巡視船を出した場合でも、果たして本当にこれが排除できるのかと
いう能力の問題ももう一回検討しなければいけないということ、それから、巡視船を
出す場合というのは、例えばマラッカ海峡とかソマリア沖とか、これは海保や自衛隊
が出ましたけども、いわば国家の存亡をかけている場所に今まで出しているわけです。
調査船団の方々の生命が脅かされているという状況は理解できますけども、その数の
問題、そして積んでいる鯨肉という積み荷の問題を含めて、やはりそれは日本の存亡、
つまり、国民の生活のために毎日何隻のタンカーが通って石油が入ってきているとい
う状況と同一視することはできないと思っています。したがって、日本の生命線とい
うところでマラッカ海峡と巡視船という議論は成り立つけれども、南極海の鯨類捕獲
調査に巡視船というのは、ちょっと無理ではないかということを改めて付け加えたい
と思います。
○阿南委員
私も、こういう方向性を出すと、国際的にもこれは明らかになってしまいま
すよね。そういうことも考えること、やっぱりあくまでもIWCという場が設定され
ているわけであって、そこでの話し合いを優先させるということを前面に出していか
ないと、何だ、日本はそんなところで勝手にやるのかという話になると思います。国
際間の話し合いのルールを踏みにじるようなことを日本から言うのはおかしいと思い
ます。要するに、鯨類捕獲調査についての今後の意義や態度を決めていくのも当然で
すよね。私は南極海の鯨類捕獲調査は必要ないと思っているのですが、そういうこと
も含めて、今後の政策を明らかにした上で、この妨害活動に対してのIWCでの議論
を提起して、そして説得すべきだということをはっきりここに書くべきで、議論の場
を否定しているようなことを一方的に書くわけにはいかないですよ。恥ずかしくて。
○谷川委員
前にも言いましたけど、それはIWCでも毎回日本は言っているのです。こ
れはテロのことですからね。それで恥ずかしいことでも何でもないのです。それで、
IWCの参加国はみんなこのシーシェパードの暴力行為についてはよくないと言って
います。だけど、旗国であるオランダも港を貸しているニュージーランドも実際には
何もしないわけですから、そこは本音と建前で、悪い悪いと言いながら、どこの国も
何も手を出さない。そして、調査船団だけが危険にさらされているということを阿南
委員もご理解いただきたいと思います。
これは メッセージ 55326 (r13812 さん)への返信です.
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