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倉澤七生・IWC63会議報告1日目(3)

投稿者: r13812 投稿日時: 2011/07/21 10:59 投稿番号: [55111 / 62227]
  その次のクジラの捕殺問題に関してはなかなか議論がうまく進まない。特にイギリス政府がかなり根源的なクジラ捕殺法の改善提案を出してきており、捕鯨派の国々はそれに反発。データを出してきたノルウェーが、捕鯨国の努力を評価しないことをこぼし、陸上の大型哺乳類については厳格なルールを求める訳ではないのに、なんでクジラばかり・・・(確かに大型哺乳類の捕殺方法すべてに改善があればいいに違いないが、少なくともIWCはクジラの管理のための委員会だから、他の動物の捕殺法まで検討できるのか、と思わないでもない)
  一方で、先住民の捕鯨に関しては、元々が伝統的な捕鯨の方法で行うことになっており、その方法が致死時間短縮などには貢献しないのではという矛盾がある。アメリカがアラスカ先住民の捕鯨についてパワーポイントプレセンテーション。厳しい自然の中でのクジラ捕獲について説明。

  日本政府は、捕殺に関するデータを出し渋っている。一つには、考え方がかけ離れていることもあるだろう。日本で動物の福祉というと、ペットをかわいがると同じような感覚の解釈で、科学的な福祉(それぞれの生態に応じた最善の扱い方を考える)という方向にはなかなか行かない。国によってそれぞれのあり方も異なる問題では、合意形成も一段と難しいものになってしまう。

  その後は科学委員会からのあまり変化のない改訂管理制度(RMS)の進展のなさ
ついて、ノルウェーが文句。そのあとの改訂管理方式(RMP)については、モナコがアイスランドのナガスクジラ捕鯨の枠の設定がIWCの科学委員会ではなく、NAMMCOによるもので、不適切ではないか、と発言し、アイスランドがナガスクジラにはいくつもの個体群があり、アイスランド海域のナガスクジラは絶滅に瀕していないと反論。科学委員会から、今後の評価を必要とする捕獲限界が60%で、46頭の枠というのは今後の評価を必要としない安全な数という説明があった。
  周知のごとく、アイスランドはナガスクジラをもっぱら輸出用と考えている。業者(ロフトソン)は、日本が地震と津波で貧乏になり、人々がレストランに行くことができなくなったという理由で(あるいは言い訳かもしれないが)、当分肉を販売できないと夏まで捕獲はしない模様ではある。

  会議はほぼ予定通りに終わり、ジャージー州経済開発層と会場のオテル・ド・フランスの共催のレセプションになった。これもまた、飲み物のみ。

  ホテルに戻って夕食。なんかベジものを、というと、ウェリントンパイね、というウエイターの返事。何が出てくるかとドキドキしていたら、四角い1センチ角のパイ包みの中に、ラタトゥイユ様のものが入っていて、さくさくしたパイ皮がことのほかおいしかった。




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