第3回議事概要(6月1日)(27)
投稿者: r13812 投稿日時: 2011/07/08 23:08 投稿番号: [54847 / 62227]
もう一つ、これはなかなか言いにくいのですが、日本の代表団に昔おりま
したので。捕食と捕鯨の問題というのはなかなか難しい、私も個人的には松
田さんの意見に賛成です。クジラが食べているから魚が減ってというのはな
かなか科学的に検証が難しい問題です。それと漁業と捕鯨をリンクするとい
うのは必ずしもいいPRになっていないと思います。そういう捕食問題とは
別に、鯨資源がどれだけあるから捕っていいという議論のほうが受け入れや
すいと思います、いろんな意味で。
あともう一つ、私が松田先生に非常に賛同しているのは、日本の科学者の
世界漁業問題へのインプットの少なさ、例えばワームの論文に対する反論な
ども、残念ながら日本の科学者の共著がなかった。これは将来日本全体で考
えるべき話だと思います。捕鯨とは関係ありませんが。
最後の高橋局長のお話、非常に生々しい赤裸々なお話で、ありがとうござ
いました。私は、高橋さんのお話をお伺いして、『ザ・コーブ』という映画
を思い出しました。『ザ・コーブ』というのは環境団体が太地でイルカ漁を
こっそり盗み撮りした映画で、私はこれをローマで見たのですが、非常に頭
にきた映画です。なぜ頭にきたかと言いますと、悪意に満ちたやらせの映画
なのです。いかに太地の人が人非人であるかという意図で撮っているのです
が、海産哺乳動物云々以上の問題として、日本人として非常に頭にきました。
それがまた有名な映画祭でドキュメンタリー賞をとったというのでまた頭に
きて、しかも、その映画をFAO主催の映画祭でやるというのを聞いて、私
は堪忍袋の緒が切れて抗議をしてそこだけは押さえました。
私が言いたいのは、こういう映画がまかりとおって賞をとるというのが、
この問題がいかに難しい問題かということですね。前の検討会の直後にNH
Kの『NHKスペシャル』で「クジラと生きる」という番組があって、私も
見ましたが、その中で、シーシェパードの人ですかね、どこか団体の人が汚
い言葉でイルカ漁の人をののしっている。それぐらいの人格でないとああい
うことはできないのかなと思ったりしたのですが、NHKは『ザ・コーブ』
と違って非常にバランスのとれた撮り方をしているなと思いました。ですか
ら、ああいう人に対応するにはどうしたらいいか。これはシーシェパードに
対応するのと同じですが。私も答えは持っていませんが、いい番組だったと
思います。そういういかんともしがたい怒りの感情は非常にわかります。
以上です。
これは メッセージ 54846 (r13812 さん)への返信です.
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