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「伊東良孝」国会質疑(3月10日)(2)

投稿者: r13812 投稿日時: 2011/03/31 23:30 投稿番号: [53190 / 62227]
○伊東委員
  これは突然行われた話ではなくて、ここ何年も前から、シーシェパードの妨害工作というのは激化し、あるいは妨害船の数がふえ、あるいはその手段も悪質化してきているわけであります。
  これは、一昨年海上保安官が数名乗り込んで行ったときも、去年もそうでありますが、こちらの船団の船のスクリューにロープを絡ませようとして、五本も六本も長いロープをその船の周りに、ことしは高速モーターボートを使って絡ませようとしたわけでもありますし、また、強烈な臭気を発する酪酸のガラス瓶を何十本も、あるいは一度に百本も投てき器を使って船に投げ込む。さらにはまた、グリーンのレーザー銃を乗組員の顔、目に向けて照射する。さらにはまた、ことしは火を噴く発光弾あるいはペイント弾を撃ち込むなど、大変な、それがけん銃だったり鉄砲で、ミサイルでないというだけの話であって、まさにすさまじい攻撃であると言わざるを得ないわけであります。ことしは、勇新丸という船が、スクリューにロープが絡まってSOSを出したという話もあるわけであります。
  これに対抗しているのは何かというと、きのうもお話が出ていたのでありますけれども、放水あるいは大音量の拡声機、さらにはまた防御ネットというお話が、きのう篠原副大臣から御答弁があったところでありますけれども、こんなものだけで対抗できるものではないんですね。これは毎年毎年のことでありますから、ついにことしは、大臣の今お話しのように、これはもう帰ってこざるを得なくなるわけであります。
  そこで、今回は、海上保安官を、これは三交代勤務させるぐらいの人数といいますから、相当数乗船をさせて送り出したということであります。出航前でありますから、その手のうちを見せるわけにはいかないということで、作戦も人数も何も一切知らされないで、また我々もそれ以上聞かないでこれを認めたところでありまして、さて、それで十二月二日に出航していきました。
  では今回、こうやって途中で、わずか百七十頭、五分の一くらいの調査捕鯨の捕獲頭数で帰ってこざるを得なくなったときに、たくさん乗り込んだ海上保安官、これはどんな役割、どんなミッションが与えられていたのか、南太平洋で一体君たちは何をしてこいと問われたのか、そこの派遣目的をしっかりお聞きしたいのであります。また、その派遣の成果が、こういう状態であって、上がったとお考えかどうか、これについても、きょうは海上保安庁長官もお見えでありますので、お伺いをするところであります。

○鈴木政府参考人
  お答えいたします。
  今年度の調査捕鯨につきましては、調査捕鯨船団の乗組員等の安全を確保するために、政府としての決定のもとで、海上保安官を調査捕鯨船に乗船させたところでございます。
  乗船した海上保安官の具体的な任務等につきましては、今後の安全対策への影響も考慮して、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、乗船した海上保安官につきましては、長官室で私が直接辞令を交付いたしまして、しっかりやってこいということで訓示も行いまして送り出したところでありまして、現場の状況に応じて、あるいは関連の国際法、国内法にのっとり、しっかりと任務を果たしてくれたものと考えております。
  また、帰ってまいりましたら、しっかり報告を聞いて、その労をねぎらってやりたいと思っております。
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