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「伊東良孝」国会質疑(3月10日)(1)

投稿者: r13812 投稿日時: 2011/03/31 23:27 投稿番号: [53189 / 62227]
平成23年3月10日
国会衆議院農林水産委員会



○伊東委員
  続いて、あと二つお聞きしたいのであります。TPPと鯨類捕獲調査、捕鯨についてでありますが、TPPは先ほども小里先生から大分出ておりますので、私は、南氷洋における鯨類捕獲調査引き揚げについてお伺いをいたしたいと思います。
  これは、先月の二十五日、私は予算委員会の第六分科会でこの問題を取り上げ、鹿野大臣にお伺いしたところでありますが、少しまた時間もたっておりますし、そして間もなく捕鯨船団、調査船団も戻ってまいりますので、そうしたことを含めて、海上保安庁のあり方と日本の正当性、その立場というものを訴える観点からも、ぜひこれをお聞きしたいところであります。
  さて、今回、シーシェパードによって鯨類捕獲調査が中止に追い込まれたことは極めて許しがたいことであります。何度も申し上げますが、悪質な暴力によって、世界にこれまで調査捕鯨の正当性を訴えてきたこの事業が中断を余儀なくされたということは、日本という国家として、意地も信念も感じられず、全く情けない限りであります。
  シーシェパードの代表、ポール・ワトソンが勝利宣言を行い、あるいは、オーストラリアの外務大臣あるいは環境大臣がこの調査捕鯨の中止を歓迎するような談話を発表するに至りましては、この無法で危険な暴力に屈した日本の姿が、まるで弱虫で、悪者で、世界から嘲笑されているような気がしてならないわけであります。
  鹿野大臣の判断により中止し、帰国せよとの命令を出されたわけでありますが、そこに至る経過と、そのとき大臣は、日本の主権あるいは日本の国家やそのあり方、または誇りや意地というもの、こういったものがどう大臣の念頭にあったのか、ぜひこの点をお伺いしたい、このように思うところであります。

○鹿野国務大臣
  私も至らない大臣でありますけれども、少なくとも三十年間この国会において議員活動をやってきた者といたしまして、今先生の御指摘の点については、私は私なりに考えたところでございます。
  しかしながら、何を優先すべきかということを考えたときに、やはり、生命というふうなものをどうやって守るか、そして船団の方々の安全というものをどうやって確保するかということが、最優先しなければならないんじゃないか、このようなことから、私として最終的に判断させていただいた次第であります。
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