2010年 「調査捕鯨」論争について
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/01/18 23:34 投稿番号: [51271 / 62227]
以上が調査捕鯨について対立する見解の最新バージョンだったわけです。
日本側の反論のほうが具体的論点を多く含んでいて一見説得力がありそうですね。
しかし実際に1998年や2000年、2007年、2010年の引用元文献を通して読んでいる
目からすると、以下の諸点がとっても鼻につきます。
i)国際会議報告特有の社交辞令的表現を科学的評価として膨らませて表現している。
ii)研究成果自体は有用だが、そのために年毎年何百頭も捕殺する必要はない
という指摘を意図的に無視している。
iii)ストック(系群)の区分、把握ができていないのに系群への影響を検分した
と主張している。
iv)「南極海ザトウクジラとミンククジラ)は豊富であり急速に増加している」というのは
事実に反する。特に系群ごとに評価した場合。
v)「モデルにインプットする摂食の量的データは非致死的手段では得ることが
できず」は、事実に反する。鯨食害論を主張する大隈&田村論文は欧米で
行われている必要カロリー量計算による摂食量推定を援用して鯨が人間の
漁業の3−6倍の水産資源を食べていると計算している。
vi)「個体群の年齢構成は致死的サンプリングのみによって収集できる」は
事実に反する。管理に必要な精度の年齢構成は、系群にネガティブな影響を与える
ほどのサンプル数を捕らなければ得られないということはすでに1980年代
おわりにIWC年次報告掲載論文で示されている。日本の調査捕鯨の現状程度に
精度が悪くてよいなら、細胞の染色体末端部(テロメア)の長さやアスパラギン酸
異性体比率で測定できる。
もっといろいろあるけれど、鯨類研究についての十分な論文量を読んでいると
日本側の主張にアラが目立ちます。そういうわけでIWC科学委員会多数派は
U1のほうを支持しているようですね。(2010年科学委員会レポート70頁…a statement in
relation to this agenda item was received and can be
found in Annex U. This statement reflects the view of
many members. The response to this statement can be
found in Annex U. )
だいたいこういう科学委員会への学術的問題に関する提出文書で、自分自身には科学的
業績のまったくない森下丈二氏やダン・グッドマン氏を著者に加えるというのは
どういう感覚なのでしょうかね。
特に、ダン・グッドマン氏はカナダの海洋水産省審議官・IWCカナダ政府代表団員
だったころ、カナダの鯨類学者、Kerry Finleyが科学委員会に提出しようとしていた
論文を強権で強引に改変させたという、特大の勲章を付けた人物なわけでね、
日本の水産族議員たちはこういうことを知ってて彼を日本政府代表団の一員として
国際会議に派遣してるのだろうかねえ。
http://www.cmeps.org/pdf/WarOnWhalesReport2001.pdf
日本側の反論のほうが具体的論点を多く含んでいて一見説得力がありそうですね。
しかし実際に1998年や2000年、2007年、2010年の引用元文献を通して読んでいる
目からすると、以下の諸点がとっても鼻につきます。
i)国際会議報告特有の社交辞令的表現を科学的評価として膨らませて表現している。
ii)研究成果自体は有用だが、そのために年毎年何百頭も捕殺する必要はない
という指摘を意図的に無視している。
iii)ストック(系群)の区分、把握ができていないのに系群への影響を検分した
と主張している。
iv)「南極海ザトウクジラとミンククジラ)は豊富であり急速に増加している」というのは
事実に反する。特に系群ごとに評価した場合。
v)「モデルにインプットする摂食の量的データは非致死的手段では得ることが
できず」は、事実に反する。鯨食害論を主張する大隈&田村論文は欧米で
行われている必要カロリー量計算による摂食量推定を援用して鯨が人間の
漁業の3−6倍の水産資源を食べていると計算している。
vi)「個体群の年齢構成は致死的サンプリングのみによって収集できる」は
事実に反する。管理に必要な精度の年齢構成は、系群にネガティブな影響を与える
ほどのサンプル数を捕らなければ得られないということはすでに1980年代
おわりにIWC年次報告掲載論文で示されている。日本の調査捕鯨の現状程度に
精度が悪くてよいなら、細胞の染色体末端部(テロメア)の長さやアスパラギン酸
異性体比率で測定できる。
もっといろいろあるけれど、鯨類研究についての十分な論文量を読んでいると
日本側の主張にアラが目立ちます。そういうわけでIWC科学委員会多数派は
U1のほうを支持しているようですね。(2010年科学委員会レポート70頁…a statement in
relation to this agenda item was received and can be
found in Annex U. This statement reflects the view of
many members. The response to this statement can be
found in Annex U. )
だいたいこういう科学委員会への学術的問題に関する提出文書で、自分自身には科学的
業績のまったくない森下丈二氏やダン・グッドマン氏を著者に加えるというのは
どういう感覚なのでしょうかね。
特に、ダン・グッドマン氏はカナダの海洋水産省審議官・IWCカナダ政府代表団員
だったころ、カナダの鯨類学者、Kerry Finleyが科学委員会に提出しようとしていた
論文を強権で強引に改変させたという、特大の勲章を付けた人物なわけでね、
日本の水産族議員たちはこういうことを知ってて彼を日本政府代表団の一員として
国際会議に派遣してるのだろうかねえ。
http://www.cmeps.org/pdf/WarOnWhalesReport2001.pdf
これは メッセージ 51270 (aplzsia さん)への返信です.
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