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BEKOFF「倫理と海洋哺乳類」10

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/10/06 18:35 投稿番号: [48287 / 62227]
B. Petting and Feeding programs
B.愛撫、愛玩と餌やりプログラム

ペッティング&フィーディング・プログラムでは囚われのイルカを愛撫、
愛玩し、餌をやることができる。

このようなプログラムの多くでは、適切な監督、監視が行われていない
ことがある。

この企画では、イルカは人間との遭遇を避けることができず、ストレスが
高まる。イルカと人間がその中で接触する水は、塩素剤を多量に含み、
イルカ(と人間)にとって不健康でありうる。

イルカが餌として異物を与えられ、これが危険である場合もある。
教育効果というものがもしあったとしても、それは低水準であるようだ。
これらがこのプログラムの主要な問題点である。

このような問題を論ずるために引用しうるデータは少なく、愛撫愛玩&
餌やりプログラムを適切に規制するとしたら、以上の点にかかわる
情報が必要になってくる。

主要な疑問のひとつは、イルカがそもそもこのようなプログラムで人間に
とってアクセス可能なものであるのか、そしてそれでも危害から保護されて
いると言えるかという問題である。

米国では野生イルカに対する餌やりとハラスメントは違法であり、
そのような行為に対する処罰は重いが、他の国々ではそれほどでもない。

記録によると、野生イルカに餌の代わりに爆竹、ゴルフボール、プラスチック
製品、風船、フックに付けられた魚のエサ(イルカを釣るため)が与えられた
事例がある。

オーストラリア、モンキー・ミアでの野生ミナミハンドウイルカ (Tursiops aduncus)
の魚による餌付けは社会行動の変化につながった。餌付けされたイルカは
摂餌行動も変化させ、港やマリーナに非常に頻繁に通ってくるようになった。
ボートに衝突するものもあった。イルカにえさを与えようとした人の負傷事故
も起きている。

米国海上漁業部(NMFS)は他の組織と共同で、野生イルカへの餌付けと
ハラスメントをやめるよう、非常に目立つキャンペーンにとりかかった。
イルカの餌付け問題を考察するために、陸棲哺乳類の餌付けにまつわる問題
についても言及されている(摂餌パターンとハンティング能力の変化)。

野生および囚われのイルカに対する愛撫、愛玩&餌やりプログラムについて
考察するためには、もっとより大量の情報が必要だということは明らかである。

特に必要とされるのは、これらのプログラムがイルカの死亡率、健康、
心理的および情動上の厚生に与える影響についてのデータである。

囚われのイルカに餌やりをするということが、野生の個体にもそのような
ことが許されるというメッセージを発しうるという問題がある。これを
正すことも重要だ。
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