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捕鯨問題の論点3

投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/09/12 11:26 投稿番号: [4232 / 62227]
  さて、商業捕鯨としては現在ノルウエーが大西洋でミンククジラ漁をおこなっている。商業捕鯨以外のカテゴリーであれば様々な国が捕鯨を行っています。
  一定量の資源から一定量を捕獲するという行為であるのは、カテゴリーと関係ないことです。
  ここで、鯨類に関しては生息数すらワカラナイ。生態だってワカラナイのに捕鯨なんてするなという批判がある。

(生息数がワカラナイ?)
・南氷洋クロミンクがワカラナイ!
  確かに、南氷洋においてクロミンククジラ資源の最新評価が更新されないままに時間が経過している。
  それでは過去からクロミンククジラという種は、過去から現代に至るまで一切資源評価ができなかったのか?それは違う訳です。1972漁期からIWC科学委員会では資源量の推定を行って商業捕鯨の捕獲枠を設定してきました。1986漁期を最後に商業捕鯨は停止していますが、商業捕鯨の期間における捕獲が資源に悪影響を与えたのかとなると、1990年に76万頭と資源評価されているのですから、悪影響など無かったことになります。管理捕鯨が可能であると証明されています。
  また、ワカラナイとされているのは南氷洋のクロミンククジラ。北西太平洋のミンククジラ資源がワカランという話などありません。北西太平洋のニタリクジラなどはIWCでPS指定などされていません。
  わかっているクジラというのは存在しています。
  ホッキョククジラだって資源量の評価を行っているからこそ、PS指定されていても捕鯨を行っているのです。
  世界各国でイルカなどの小型の鯨類が利用されている。各国それぞれに管理しながら利用しているものです。
  生息数がワカラナイ。わかっている資源から持続的に利用するという手もあります。
  生息数がワカラナイ。これを主張した人間は、日本が沿岸でミンクやニタリ漁を行うことを反対できません。

・本当に鯨類資源がワカラナイのか?
  国際捕鯨取締条約に合意した国がIWCに加盟する権利を有する資格を持ちます。
  国際捕鯨取締条約とは鯨類資源は持続的利用が可能であると規定している国際条約です。
  ここで、鯨類資源の数すらワカラナイとするなら根本的に矛盾します。
  できないことに合意して、加盟する国というのは矛盾です。
  鯨類資源がワカラナイとする発想は、IWCの外でされるべき議論です。IWCは資源管理可能という思想がまずあって、そこから出発した議論がされるべきです場所です。
  ワカラナイと主張するならIWCの全ての捕鯨を否定しないといけない事になります。IWCの商業捕鯨のモラトリアムに関する議論とはかけ離れたものです。ワカラナイなら生存捕鯨だって当然許されるべきではないというのが論理的に正しいことになります。
  鯨類資源がワカラナイ。だったら、IWCとは全く別の団体をつくらないと条約違反になってしまう。アメリカだって、ロシアだってそんな話に乗れないでしょう。
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