さあ!諸君!捕鯨問題だ!

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Re: 19世紀北太平洋ヤンキー捕鯨セミ鯨漁

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/08/27 07:59 投稿番号: [37526 / 62227]
>太地やバスクに「枯渇」責任を負わせるという辻褄の合わなさをなんとか
>してくれ・・・ということかな。
>古典的捕鯨とその実績に枯渇責任を負わせるために、資料をバイアス読み
>するのは改めるべき。

まだ大村秀雄氏の1983/86年の米国式捕鯨あるいは外国船捕鯨主因説を
検討していないので正確な議論は出来ないのですが、少なくとも1840年代
のハワイのマスコミで、既に資源枯渇に関する議論が進んでいたということは
確認できたと思います。

ここで一足飛びに跳んで、当時のハワイの認識では、国際協定が必要だ
というところまで薄々気付いていた人たちがいたということは重要ですね。

それが具体的になるのは1931年の国際連盟経済委員会での条約の立案
なのですが、米国も国際連盟に加盟していないにもかかわらず、この
Convention for the Regulation of Whalingに署名、批准しています。

この条約はセミクジラ、ホッキョククジラなどすべてのセミクジラ科の
捕鯨禁止(4条)、母子鯨、未成熟鯨の捕殺禁止(5条)を定め、
さらに3条では製品を第三者に譲渡しないという条件(3条4項)等
さまざまな条件付きで原住民生存捕鯨を認めています。

1840年代の大乱獲とそれ以降のノルウェー式捕鯨の展開を冷静に見ていれば、
これぐらいの規制は日本としても問題なく受け入れられたと思うのですが、
既に前に書いたように日本とソ連だけはこれを拒否しています。

なぜかと問うと、どうしても無意味な意地とか、欧米先進国に対する
過剰な被害者意識とその裏返しの(実質的にはまったく無意味な)権利の
主張が見えてきてしまうのです。

そういう不合理な状態を意識的にか無意識にかわからないですが、正当化
しているのが「古式」捕鯨への手放しの礼賛と、米国への全面的な責任転嫁
ではないかと思うのですがね。

この議論はもっとずっとあとでやるつもりだったのだけれど、とりあえず。
あ、それから1770年代のニュージーランド近辺での遠征捕鯨船による
セミクジラ漁というの、船の名前わかりましたですか?
英国との関係でちょっと気になってたもんで。

>RMPやSLAでは持続的な捕獲の許容範囲は科学的に概ね保障できる

たとえ資源量やその動態特性がかなり正確にわかっていて、たとえば
太地や熊野、土佐、山口、九州の捕鯨者が精密に捕獲枠を配分し、
協定を遵守していても、協定外の誰かがどこか遠くの海で同じ鯨の
系群から「ワシらにも権利があるはずだ」とつぶやきながら捕獲したら、
資源は大崩壊するでしょ?

科学や法律の条文が「保障」しても、妙な意地を張る人たちや、
無知蒙昧の人たちが多数派の国がいくつかあれば意味ないですね。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)