Re: 北西太平洋へのEcopath/Ecosimモデルの
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/07 08:49 投稿番号: [34155 / 62227]
>1・まず、鯨を食料として研究する正当性を主張することで「イルカも
>食べるな」の防波堤になる。
IWCはイルカの管理保全について、拘束力のあることはなにも言ってない
けれど(日本、アイスランドが反対するから)、国連海洋法条約でほとんどの
イルカ類は高度回遊種として国際管理を義務づけられてるから、防波堤とか
意味ないです。
>2・鯨だけで食糧難を解決できるなどと言う人間はいないと思うが、
>鯨を食べることで解決に貢献はする。
鯨でも何でもよいけど、食糧供給が増えた分人口が増えるというのがこれまでの
経過です。人間の歴史で、食糧は常にギリギリの状態で、だから最下層は
常に飢餓線上にいます。
>3・鯨による食害も今のところ確証があるわけではないが、
>「ある」という恐れを持って研究することは食糧難解決に貢献する。
研究はいくらでもやるべきだけれど、殺す必要の無い研究で殺してたら、
それは研究が目的じゃなくて別の目的があるからだと、普通判断されますね。
鯨食害論のバリエーションで、最近は南極海でザトウクジラが増えすぎて、
ミンククジラが圧迫されてるという水産庁、鯨研理論があるけれど、
これ、マリン・ママル・サイエンスという国際的な学会誌の最新号で、
きれいに否定されてますね。
フリードレンダー他の論文で、ナンキョクミンククジラとザトウクジラが、
海域的には同じところにいて、餌をめぐって競合しているように見えてる
けど、実は全然競合してないというのを証明したんだね。
なぜかというとだねえ、餌を食べてる水深が両者で完全にわかれてるんだって。
ミンクのほうが深いところで餌をとってるって。
こういうことはね、水面に上がってくる鯨を漫然と、何千頭獲ってもわからない
ことだね。
>3・なによりも公海での漁業に不必要な足かせを付ける前例を作らない
>ことが大切。
公海の資産は自由に獲り放題、早い者勝ちという時代はとっくに終わってます。
鯨やマグロやシイラやサンマみたいな高度回遊種は完全に国際公共財に
なってます。
いやだったら国連海洋法条約から脱退しなきゃいけないです。
そうなると、シーシェパードにボコボコにやられても、誰も同情しないな。
これは メッセージ 34150 (sanba_3_sanba さん)への返信です.
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