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Re: 北西太平洋へのEcopath/Ecosimモデルの

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/02 06:48 投稿番号: [34062 / 62227]
1-2. Background on ecosystem modeling in JARPNII and its objectives
1−2.JARPNIIにおける生態系モデル化の背景とその目的

西部北太平洋における生態系モデルの構築には3つの主要動機があった。
第一の動機は日本の漁獲高の急激な低下であり、1988年の1278万5000トン
から1998年の668万4000トンへの減少である。
このため水産庁は漁業の基本方針についての原則を発表した。ここでの第一
優先順位は、日本の排他的経済水域内の漁業資源を科学的基礎にもとずいて
管理し、持続可能な利用を行うというところに置かれた。
資源の回復を補助するため、調査は海洋哺乳類を含む生態系全体の管理と
持続的利用を考慮して実行されるべきとされた。
第二の動機は海洋哺乳類と漁業の競合の可能性、餌種と水産資源をめぐる
競合可能性であった。
田村&大隅(1999)は海洋哺乳類による年間の餌消費量は世界の水産業
総漁獲高の3倍から5倍にあたると推定し、鯨類による水産資源消費の効果は
無視しえないものと示唆した。
またJARPAの期間中にサンマの漁場とミンククジラの分布の間に大きなオーバー
ラップがあり、サンマをめぐる漁業とミンククジラの競合の可能性が示された。
さらにJARPAIIの実行可能性研究の過程でミンククジラばかりではなく、ニタリ
クジラとイワシクジラも大量にカタクチイワシを捕食することが発見された。
このように、主要には水産管理者たちによって、捕鯨が日本の水産資源(たとえば
サンマ、カタクチイワシ等)に与える影響を調査することに強い関心が持たれた
のである。

生態系モデルを構築への第3の動機は生態系アプローチによる漁業(EAF)の
重要性に関する世界的な認知である。
漁業がその対象水産資源に与える影響評価だけではなく、対象種をとりまく
生態系に対する影響も重要課題となってきた(たとえば延縄漁によるウミガメや
海鳥の混獲、底引きトロールによる岩礁の破壊<原文のlをrと読み替えました>等)。

また、単一種動態モデルから計算される最大持続可能生産(捕獲)量(MSY)に
対するいくらかの批判も出されている(松田2004)。たとえばミンククジラは主に
サンマを捕食するのであり、ミンククジラのMSYはサンマに対する漁獲による
死亡率に依存しうるからである。したがって捕獲種をめぐる相互関係を考慮に
入れなければ、的確な計算はできない。

さらに2002年に南ア、ヨハネスブルグで行われた持続可能な開発に関する世界サミット
では2010年までにEAF(生態系アプローチによる漁業)を適用するよう奨励された
(WSSD2002)。


これらすべての動機と背景により、西部北太平洋における生態系モデル化が開始された。
生態系モデル構築の最初のステップとして、われわれは二つの初期目的を設定した。
一番目は捕鯨が日本の水産資源に与えるうる影響の評価であり、二番目は単一種評価
から計算されたある生物種のMSY(最大持続可能生産/漁獲量)が、多数種評価から
計算されるものと異なるかどうかを検査することである。
長期的目標として、われわれはこのような生態系モデルを西部北太平洋の鯨類と魚類
の持続的管理に適用することを目指している。
この作業の性質上、西部北太平洋で鯨類と漁業の間に海洋資源をめぐる競合がありうるか
どうかを調べるため、岡村その他(2001)がサブエリア7(図1参照)に関する
エコパス/エコシム(EwE)モデルを開発した。
彼らの結果が示したのは、もし脆弱性パラメータ値が高ければ(これは西部北太平洋
ではありそうなことである)、鯨類と漁業に海洋資源をめぐる競争が起こりうる
ということである。
しかし彼らはこの結果に関し、パラメータの不確実性とその他の視点(たとえば環境
要因の効果)が及ぼす効果を更なる調査よって検証する必要があると付記した。

当論文では岡村他(2001)によるEwEモデルを、以下の章で詳しく述べる様々な
視点によってアップデート/拡張する。

===

この岡本他(2001)論文から森下丈二氏は2003年2月に「日本近海で鯨類の資源量が
2倍になるとサバの資源が30年で消滅するというショッキングな結果も得られている」
とすごいこと言っちゃってるわけで、誰もまともな水産研究行政が進んでいるとは
信じてないんだと思うけどね。

http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/workshops/SC-J09-JRdoc/Agenda.pdfの
議事目録見ると、今年の1月26−30日にもう検討会は終わっていて、科学委員会作業部会
の一応の結論はもう出てるはずなんで
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