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北西太平洋へのEcopath/Ecosimモデルの適用

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/02 06:23 投稿番号: [34061 / 62227]
つづきいってみましょうか、SC/J09/JR21 という国際公文書ナンバーが付いてる
から、本文まで日本語訳で踏み込んでも問題ないでしょう。

(原文)ttp://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/workshops/SC-J09-JRdoc/SC-J09-JR21.pdf
SC/J09/JR21 西部北太平洋の生態系モデル開発
Development of an ecosystem model of the western North Pacific
Mori, M., Watanabe, H., Hakamada, T., Tamura, T., Konishi, K., Murase, H. and Matsuoka, K.
1. Introduction
1-1. Background on JARPN and JARPNII
1.導入
1−1.JARPN と JARPN   II   の背景
特別許可に基づく日本の西部北太平洋での鯨類調査プログラム (JARPN )は1994年に
開始され、1999年に終了した。
JARPN当初の目的は系群構造の区分を明らかにすることであり、日本周辺海域に分布する
ミンククジラの混合を解明することであった(日本政府1994年)。
1996年にもう一つの目的が付加され、ミンククジラの食性生態に関する実行可能性研究が
開始されることになった。
JARPNからは二つの主要知見が得られた。一つはJARPNによって得られた科学的情報から、
国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会(SC)が1993年に提起されていたオホーツク海/
西太平洋(Oストック)系群に関する下位系群の仮説を棄却することができたというもの
である(IWC1997)。
もう一つの知見はほとんどのクジラが単一種の餌集団を追跡するということであり、
ミンククジラの餌種は季節的、地理的に変化するということである。たとえば5月、
6月にはカタクチイワシ、7月、8月にはサンマという具合にである。
これらの魚種は日本の漁業にとって主要ターゲットであり、ミンククジラの餌消費量は
商業的漁業に比肩するようなものであった(田村&藤瀬2000a、b)。
IWC科学委員会は1999年にJARPN最終成果を検討審査した。ここで推奨、勧告された
のはミンククジラの西部系統群(Wストック)が西部北太平洋の沖合海域に出現する
という仮説を検定するため、更なる調査が必要であるということである(IWC2000a)。
さらに合意されたのは、ミンククジラ食性の時間的、地理的変動をより量的に推定する
ためにサンプリング方式をデザインしなければならないということであった。更に
主要な餌種の分布と生息量に関する理解を改善する必要があるということが合意された(IWC2000a)。

これらの問題点を取り扱うために、もし可能であれば将来の鯨類調査と並行して、音響
(魚群探知機)およびトロール網による調査が行われるべきであると推奨、勧告された(IWC2000a)。

これらの点をフォローするため、調査プログラムの第二段階(JARPNII)が2000年に
開始され、その第1ピリオードを2007年に終了した。このうち2000年および2001年は
実行可能性研究であった。

JARPNII総体の目的は西部北太平洋における鯨類を含む海洋生物資源の保全と持続的利用
への寄与である。
この総合的目標に向けて3つの目的が設定された。
(a)食性生態および生態系研究、(b)鯨類および海洋生態系での環境汚染のモニタリング、
(c)系群構造の解明、である(日本政府2002年)。
第一の優先順位は最初の目的に置かれ、鯨類による餌消費の推定と餌種選好、鯨類がその
生息海域を摂餌行動においてどのように利用しているかということ、生態系モデルの構築
がこれに含まれる。

この論文ではJARPNIIにおける生態系モデル構築の部分に焦点を当てる。
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