Re: 東カリブ諸国の水産政策 横
投稿者: corax_lupus 投稿日時: 2009/04/10 12:26 投稿番号: [33229 / 62227]
>釣り針を使った場合でも、行動性の活発な個体が釣られ、不活性、消極的な
個体が生き残るというメカニズムで、人為的な生物進化過程の歪曲がおこると、
去年のサイエンスか、ネイチャーに書いてありました。個体サイズにも
関係があると書いてあったはず。
ああ、そういう意味ですか。了解です。
ヒトという種による捕食圧が(他の生物による捕食圧と同様に)影響するのはある意味で当然かもしれませんね。
なるべく悪影響がないようにしよう、という配慮はあって然るべきかとは思いますが。
>「単に..捕られて」と、「単純に確率の問題」とが、論理的にどう違うのか
わかりません。
網目の問題である場合を考えていましたが、
1
大きな個体は捕獲圧が高いため、小さい個体が有利になる。よって『遺伝的に』大きくならなず、早く成熟して産卵する個体が有利になるため、遺伝子頻度の変化によって小さな個体が増える
2
どの個体も同じように大きくなるのだが、大きい個体は網にかかりやすいため捕獲される
3
大きさに関係なく捕獲され、その確率は時間の函数である
どれでも「大きな個体が減る」ことになります。ただし、1ならば進化的な問題、2ならば死亡率の問題(進化的には変わっていない)、3なら確率論です。
>勝川さんが指摘しているように、日本の、特に水産庁の考え方が、通常の
意味での「持続的利用」とまったく違うわけですから、理解してもらえない
のは当然でしょう。
んー、それがそうでもないんですよ。少なくとも指導している内容は。
>どうせ放っておいても壊滅する資源なのだから、捕れる時にどんどん獲って、
稼いだほうが得だ。稼いだ金でエビ養殖場でもつくったほうがよっぽど
将来が確実だ、というのが通常の市場経済の合理性ですね。それぐらいの
ことは、普通のマレーシア人なら考えると思いますが。
それ以前の問題です。グルーパー類は高価なので、文字どおりフィッシュダウンが起こるまで捕りつつあるんです。そこで禁漁期間や禁漁区を設定するなどしなければ資源が無くなるよ、と言っている状態です。これは個人的に知っている一例、というだけですけどね。
これは メッセージ 33225 (aplzsia さん)への返信です.
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