Re: 東カリブ諸国の水産政策 横
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/04/10 09:36 投稿番号: [33225 / 62227]
>ん、それは例の「網目の大きさと淘汰圧」という話ですか?
釣り針を使った場合でも、行動性の活発な個体が釣られ、不活性、消極的な
個体が生き残るというメカニズムで、人為的な生物進化過程の歪曲がおこると、
去年のサイエンスか、ネイチャーに書いてありました。個体サイズにも
関係があると書いてあったはず。
これは短信か、コメントか、誰かへの返信か、簡単な記述だったですけれど。
>単に成長した個体だけが捕られている可能性もあり。
>そうでなければ、単純に確率の問題で大形になるまで長生きしていないと
>いうことでしょう。
「単に..捕られて」と、「単純に確率の問題」とが、論理的にどう違うのか
わかりません。
>ちなみに日本から漁業指導行ってますが、なかなか持続的という考えを理解してくれないとか。
勝川さんが指摘しているように、日本の、特に水産庁の考え方が、通常の
意味での「持続的利用」とまったく違うわけですから、理解してもらえない
のは当然でしょう。
特に、フィッシングダウン(漁業自身による悪影響)を極力控えめに表現し、
地球温暖化だとかダム工事による環境破壊とか、水産部門以外の責任を
強調し、しかもそれはしょうがないものだというあきらめの境地に達すると、
「将来世代のために水産資源を残そう」なんてことは誰も考えなくなる
ものです。
どうせ放っておいても壊滅する資源なのだから、捕れる時にどんどん獲って、
稼いだほうが得だ。稼いだ金でエビ養殖場でもつくったほうがよっぽど
将来が確実だ、というのが通常の市場経済の合理性ですね。それぐらいの
ことは、普通のマレーシア人なら考えると思いますが。
これは メッセージ 33204 (corax_lupus さん)への返信です.
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