東カリブ諸国の水産政策
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/04/09 06:45 投稿番号: [33193 / 62227]
火曜日のカリビアンネットニュースから。
http://www.caribbeannetnews.com/article.php?news_id=15511
Caribbean fishing industry concerned about dwindling stocks
カリブの水産業は小さくなる資源に憂慮している
Published on Tuesday, April 7, 2009
GEORGETOWN, Guyana: A Guyanese fisherman has expressed concern at the dwindling of the catch in his country.
ジョージタウン・ガイアナorギアナ:ギアナの漁師は祖国の小さくなる漁獲に憂慮を表明した
ジャイナライネ・パマシュワー、ギアナのベルビーセ、上コレンティン漁協
代表は、2009年4月2日ジョージタウンのCARICOM(カリブ諸国機構)事務局
/本部で行われたパネルディスカッションで彼の憂慮を語った。
彼の地方の漁師たちは「年々漁獲が小さくなる」のを見ていると。
漁師たちが「漁の季節」と思っていたものが、もうはっきりとはわからなく
なっている、魚は「どんどん小さくなる」と彼は嘆いた。
パマシュワーは漁師たちが「管理の構造」を必要としている、漁師たちが漁
を規制し、生業の多様化をはかるためにガイドが必要だと言っている。
カリブ地域水産機構 (CRFM) は「カリブの水産:不確実性の海へ沈むのか
泳ぐのか」というテーマを掲げてパネルディスカッションを開いた。
漁師たちにはこの地域の水産セクターで今進行していることについての自覚が
無い、特定漁場の過剰漁獲についての情報が無い、という利害関係者の発言が
聞かれた。
CRFM は水産セクター利害関係者のコミニュケーションをより効果的にする
包括ストラテジーを展開している。CRFMが水産と養殖の資源を加盟国および
その周辺で持続的に利用できるよう促進する作業について、情報とフィード
バックを得るためのストラテジーである。
このパネルディスカッションは2008年10月にバルバドスで開かれた会議に
続く、シリーズ2回目の企画で、CRFMコミュニケーション戦略の一環となって
いる。
.......
___________________
この「年々漁獲が小さくなる」、「漁の季節」がはっきりとはわからなく
なっている、魚は「どんどん小さくなる」、というの、データを出してくれて
いないのでまだよくわからないのだけれど、乱獲による生態系の撹乱が、
進化生物学的レベルにまで進んでいるという疑いを持たせるのに十分ですね。
ダニエル・ポーリーの言う、フィッシングダウン現象がかなり進行している
という大指標です。
もともとは、漁業による乱獲があると、漁獲高(トン表示)そのものは不変
でも、一匹一匹の魚が小さくなるという観察ですね。これは魚種がより小さい
魚種主流になる、というのと、水揚げされる一匹一匹が同種でもどんどん
小さくなるというのと、両方を含みうる現象だけれど、歴史的には後者の
ほうが深刻かな。遺伝子レベルで変化が起こっちゃってるわけだから
(日本のように、熟年サバがほとんどいなくなって若齢サバばっかり獲って
いるというのは、また別のアホな問題だけれど)。
いずれにしても、シドニー・ホルト、ベディントン、メイ、コリンWクラーク
といった、水産庁からはDQN扱いされていたり、完全に無視されている人々
が、遅くとも1979年にはサイエンス誌に論文を書き、ダニエル・ポーリーや
それより若い世代の水産/海洋生態学者たちがシステマティクに理論と実証を
精緻化している領域です。
あれだ、この前のガーナの1970年代の話。漁師が金曜日には守護神に供え物を
して休漁するとか、船を使わないという神話的習慣。パウリーが1990年代に
雑誌論文から単行本へ編集した時の後日談だと、現地の水産学者の新論文で、
あの習慣はもう廃れてしまって掟が守られなくなり、以前は平均21センチ以上
だったティラピアが、標準20センチ以下になったということだ。
http://www.caribbeannetnews.com/article.php?news_id=15511
Caribbean fishing industry concerned about dwindling stocks
カリブの水産業は小さくなる資源に憂慮している
Published on Tuesday, April 7, 2009
GEORGETOWN, Guyana: A Guyanese fisherman has expressed concern at the dwindling of the catch in his country.
ジョージタウン・ガイアナorギアナ:ギアナの漁師は祖国の小さくなる漁獲に憂慮を表明した
ジャイナライネ・パマシュワー、ギアナのベルビーセ、上コレンティン漁協
代表は、2009年4月2日ジョージタウンのCARICOM(カリブ諸国機構)事務局
/本部で行われたパネルディスカッションで彼の憂慮を語った。
彼の地方の漁師たちは「年々漁獲が小さくなる」のを見ていると。
漁師たちが「漁の季節」と思っていたものが、もうはっきりとはわからなく
なっている、魚は「どんどん小さくなる」と彼は嘆いた。
パマシュワーは漁師たちが「管理の構造」を必要としている、漁師たちが漁
を規制し、生業の多様化をはかるためにガイドが必要だと言っている。
カリブ地域水産機構 (CRFM) は「カリブの水産:不確実性の海へ沈むのか
泳ぐのか」というテーマを掲げてパネルディスカッションを開いた。
漁師たちにはこの地域の水産セクターで今進行していることについての自覚が
無い、特定漁場の過剰漁獲についての情報が無い、という利害関係者の発言が
聞かれた。
CRFM は水産セクター利害関係者のコミニュケーションをより効果的にする
包括ストラテジーを展開している。CRFMが水産と養殖の資源を加盟国および
その周辺で持続的に利用できるよう促進する作業について、情報とフィード
バックを得るためのストラテジーである。
このパネルディスカッションは2008年10月にバルバドスで開かれた会議に
続く、シリーズ2回目の企画で、CRFMコミュニケーション戦略の一環となって
いる。
.......
___________________
この「年々漁獲が小さくなる」、「漁の季節」がはっきりとはわからなく
なっている、魚は「どんどん小さくなる」、というの、データを出してくれて
いないのでまだよくわからないのだけれど、乱獲による生態系の撹乱が、
進化生物学的レベルにまで進んでいるという疑いを持たせるのに十分ですね。
ダニエル・ポーリーの言う、フィッシングダウン現象がかなり進行している
という大指標です。
もともとは、漁業による乱獲があると、漁獲高(トン表示)そのものは不変
でも、一匹一匹の魚が小さくなるという観察ですね。これは魚種がより小さい
魚種主流になる、というのと、水揚げされる一匹一匹が同種でもどんどん
小さくなるというのと、両方を含みうる現象だけれど、歴史的には後者の
ほうが深刻かな。遺伝子レベルで変化が起こっちゃってるわけだから
(日本のように、熟年サバがほとんどいなくなって若齢サバばっかり獲って
いるというのは、また別のアホな問題だけれど)。
いずれにしても、シドニー・ホルト、ベディントン、メイ、コリンWクラーク
といった、水産庁からはDQN扱いされていたり、完全に無視されている人々
が、遅くとも1979年にはサイエンス誌に論文を書き、ダニエル・ポーリーや
それより若い世代の水産/海洋生態学者たちがシステマティクに理論と実証を
精緻化している領域です。
あれだ、この前のガーナの1970年代の話。漁師が金曜日には守護神に供え物を
して休漁するとか、船を使わないという神話的習慣。パウリーが1990年代に
雑誌論文から単行本へ編集した時の後日談だと、現地の水産学者の新論文で、
あの習慣はもう廃れてしまって掟が守られなくなり、以前は平均21センチ以上
だったティラピアが、標準20センチ以下になったということだ。
これは メッセージ 32995 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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