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Re: サイエンス誌2月13日号の論文

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/02/23 09:41 投稿番号: [32208 / 62227]
> 我々は、熱帯海域での鯨類個体群を完全に抹殺することを前提に話をしているわけではない。

実際に雑誌記事をご覧になればこの問題は解消します。
冒頭に12本の棒グラフがあって、北西アフリカとカリブ海でそれぞれ、鯨を
完全に消去した場合、漁業を完全禁漁にした場合、何%魚類の生物量が増え
るかを示しています。

この場合条件を3x2種類、鯨の摂食量最良推定、最良推定の5倍食べていた
場合、10倍食べていた場合、漁業が最良推定量の1.5倍だった場合、2倍
だった場合というふうに変えてそれぞれの場合に魚生物量の増分を別々に
示しているので、この類推でたとえば鯨を40%だけ減らしたらどうなるか
という推定も可能です。(ソフトウェアがあればの話ですが、無料でダウン
ロードできます)

> 決して正確な解答など出しようが無い、鯨の「有罪の比率」を論じたところで、IWC/SCもそういう”論文”を出されても困惑するだろう(苦笑)。

正確ではないとしても、現在の統計学で標準的な方法を用い、利用可能な
最善のデータで推定値を出せば、少なくとも「われわれは鯨を殺すべきなの
か、殺すべきではないのかというイデオロギー的な判断ではなく、科学的な
基礎に基づいた論議、政策決定が出来る」(ガーバーのビデオ発言;
ttp://asunews.asu.edu/video_20090213_gerber)と言うことは出来るのではないでしょうか。

>現代社会は第二次大戦以前と事情が全く違う。

人口が多くなって食糧需要も増えたけれど、産業の破壊力も大きくなり
ましたね。

>今の陸上資源が飽和の時代に、世界の漁業を抑制する事が不可能である以上、たとえば漁業を「第二次世界大戦以前まで減らす」
>事も不可能であるし、かといって資源枯渇の危機の中、魚類資源の競争者を無制限に放任できるほど、漁業資源に国民の
>タンパク源を頼る国家に余裕は無くなってしまっている。
>魚類を獲るのであれば、上位の捕食者を過剰に守る必要は無い。

上記のグラフでは、鯨の捕食量を零にしても増える魚は北西アフリカで0.07%、カリブ海で2.74%です。
漁業を禁漁にして増える魚類バイオマスは北西アフリカ442%とカリブ海4.13%。
(この両海域で、漁業の影響が大きく違うことについてはwww.sciencemag.org/cgi/content/full/323/5916/880/DC1に
説明があります。)

ガーバーの去年の論文にありますが、日本以外の先進国では数年間の禁漁
というのは別に珍しいことではないようです。
「世界の漁業を抑制する事が不可能である以上」というのは、日本水産庁の
独自の見解だろうと思います。
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