Re: サイエンス誌2月13日号の論文
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/02/23 09:24 投稿番号: [32207 / 62227]
>>「われわれのモデルは鯨を取り除くことが商業的に価値のある魚類の数量を有意に増加させることはないということを曖昧さの無い形で示した」
> そういうモデルを作ってシミュレーションしたってだけだよ。
初投稿誌者に対する御配慮ですか?
簡単に答えられる反論をありがとうございました。
モデルはwww.sciencemag.org/cgi/content/full/323/5916/880/DC1にあるとおりです。
水産庁でも使っている Ecopath with Ecosimというモデルです。
> OPRF 海洋政策研究財団ニューズレター 第60号 2003.02.05 発行
> 生態系アプローチによる海洋生物資源の管理/水産庁遠洋課◆森下丈二
>「生態系モデルでは、たとえば図のような各種生物の捕食・非捕食関係を数式で表すとともに、それぞれの生物の資源量、
>増減率などのデータをインプットする。これが完成すれば、たとえば鯨類の資源量が2倍になると、ほかの生物にどのような
>影響が出るかをコンピューター上でシミュレーションできることが期待されている。生態系モデルには、その目的と成り立ち
>によってさまざまなものがあるが、現在われわれが用いているものはEcopath/Ecosim と呼ばれ、シミュレーションに
>重点がおかれている。このほか、大西洋のシシャモ資源の管理のために開発されたソフトであるMultSpec、これをさらに
>発展させてアイスランド海域のタラ資源に適用したBormicon/Gadget など、現在さまざまな複数種一括管理のためのモデルが
>開発されつつある。
>__いまこそ確固たる政策と資源管理哲学が求められる__
>生態系モデルの構築作業は開始されたばかりであるが、暫定的なデータで試験的にモデルを動かしてみたところ、日本近海で
>鯨類の資源量が2倍になるとサバの資源が30年で消滅するというショッキングな結果も得られている。」
ということだそうです。
ただしこの時、水産庁水産研究所で北西太平洋のモデルとして入力した海洋生物種は30種類、問題のサイエンス論文だと
北西アフリカ430種以上、カリブ海450種以上です。
>>興味深いことに、鯨類がより多かった第二次世界大戦前には水産業はより良好な状態でした」とガーバー博士は続けている。
>論文にはこの証明は全く存在しない。該当地域の第二次世界大戦前の水産業と現在のそれの比較はない。
>何を持って「良好な状態」といってるのかさっぱりわからん。
当該海域というわけにはゆかないですが、「Today, the majority of fish stocks (33) and many whale populations (34)
are seriously depleted, but most available evidence points toward human overexploitation as the root of the problem. 」
の注33に実証的な数値が出ています。
33. B. Worm et al., Science 309, 1365 (2005).
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/314/5800/787
34. J. Schipper, Science 322, 225 (2008).
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/322/5899/225
> そういうモデルを作ってシミュレーションしたってだけだよ。
初投稿誌者に対する御配慮ですか?
簡単に答えられる反論をありがとうございました。
モデルはwww.sciencemag.org/cgi/content/full/323/5916/880/DC1にあるとおりです。
水産庁でも使っている Ecopath with Ecosimというモデルです。
> OPRF 海洋政策研究財団ニューズレター 第60号 2003.02.05 発行
> 生態系アプローチによる海洋生物資源の管理/水産庁遠洋課◆森下丈二
>「生態系モデルでは、たとえば図のような各種生物の捕食・非捕食関係を数式で表すとともに、それぞれの生物の資源量、
>増減率などのデータをインプットする。これが完成すれば、たとえば鯨類の資源量が2倍になると、ほかの生物にどのような
>影響が出るかをコンピューター上でシミュレーションできることが期待されている。生態系モデルには、その目的と成り立ち
>によってさまざまなものがあるが、現在われわれが用いているものはEcopath/Ecosim と呼ばれ、シミュレーションに
>重点がおかれている。このほか、大西洋のシシャモ資源の管理のために開発されたソフトであるMultSpec、これをさらに
>発展させてアイスランド海域のタラ資源に適用したBormicon/Gadget など、現在さまざまな複数種一括管理のためのモデルが
>開発されつつある。
>__いまこそ確固たる政策と資源管理哲学が求められる__
>生態系モデルの構築作業は開始されたばかりであるが、暫定的なデータで試験的にモデルを動かしてみたところ、日本近海で
>鯨類の資源量が2倍になるとサバの資源が30年で消滅するというショッキングな結果も得られている。」
ということだそうです。
ただしこの時、水産庁水産研究所で北西太平洋のモデルとして入力した海洋生物種は30種類、問題のサイエンス論文だと
北西アフリカ430種以上、カリブ海450種以上です。
>>興味深いことに、鯨類がより多かった第二次世界大戦前には水産業はより良好な状態でした」とガーバー博士は続けている。
>論文にはこの証明は全く存在しない。該当地域の第二次世界大戦前の水産業と現在のそれの比較はない。
>何を持って「良好な状態」といってるのかさっぱりわからん。
当該海域というわけにはゆかないですが、「Today, the majority of fish stocks (33) and many whale populations (34)
are seriously depleted, but most available evidence points toward human overexploitation as the root of the problem. 」
の注33に実証的な数値が出ています。
33. B. Worm et al., Science 309, 1365 (2005).
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/314/5800/787
34. J. Schipper, Science 322, 225 (2008).
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/322/5899/225
これは メッセージ 32194 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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