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被害は生息密度に置換可能か?

投稿者: nobu_ichi95 投稿日時: 2008/10/03 09:35 投稿番号: [29030 / 62227]
結論から言えば、それは「ウソ」です。

先の哺乳類学会の文書の表2(P29)を見ても解りますが
捕獲報告がそのまま生息密度につながるならば、それ以外
の方法を併用している理由が解らないし、東京・香川・鹿児島
では全く捕獲報告が用いらず糞粒法など従来手法のみ使用されて
いる理由が解らない。
(香川はS57から。東京都ではH14から狩猟を解禁しており、利用
できない根拠は無い。)

http://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/47/1/25/_pdf/-char/ja/

参考までに、ニホンシカの生息密度の求め方について山口県農業指導
センターの田戸氏は2001年の山口県への報告において

『東日本のニホンジカ(以下シカという   )の生息密度を推定する場合、区画法、スポットライトセンサス、エアーセンサスのように落葉樹の落葉期をねらって見通しの効く山林を直接観察する方法が多く利用されてきた。しかし、西日本の常緑樹の分布する地域では冬季も葉が落葉せず見通しが効かず、直接観察する方法は見落としが多いと指摘されてきた。そのため九州を中心に糞を利用した糞粒法が生息密度を推定する方法として利用されている。山口県では、筆者らが区画法と糞塊密度調査法を組み合わせた方法で生息密度を推定してきたが、糞粒法との関係を明らかにしたので今回発表する。』

と述べている。
むろん、山口県が被害を生息密度に置き換えているという話は何処にも
書かれてはいないし、出来るという話も無いのは、当たり前か・・・。
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