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また、シロクロ問題4

投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/01/10 10:37 投稿番号: [2183 / 62227]
WEB講座   第19回「鯨は人間と自然が交流する。里山のような存在だ
  加藤秀弘(独立行政法人水産総合研究センター遠洋水産研究所鯨類生態研究室室長)
より以下を抜粋。

  シロナガスクジラの回復が大きなテーマとなってきた
http://eco.goo.ne.jp/magazine/files/lesson/nov01-4.html
  鯨類の中ではミンククジラなどの頭数は増加してきていますが、しかし問題はシロナガスクジラなどの希少鯨類です。19世紀の捕鯨は、捕鯨船の速度も遅く、セミクジラのようなゆったりと泳ぐ鯨しかとれなかったのですが、20世紀になって、近代的捕鯨がはじまり、さらに母船式捕鯨時代がくると、かつては捕獲をまぬがれていたシロナガスクジラの受難の時代がきました。1930年頃にはノルウェーとイギリスほかで年間3万頭近くを捕獲していたのですから、減少するのも当然でした。
  その結果、シロナガスクジラは1930年代から急激に減り始め、80年代には、生息数推定値としては1000頭以下にまで激減してしまい、絶滅の危機を迎えてしまいます。今は少なく見積もって、推定値は1300頭程度に修正されようとしていますが、それでも少ないことには変わりがありません。シロナガスクジラが生態系から消失するリスクははかり知れず、シロナガスクジラの回復は急務となっています。

  プロジェクトは、現在一番目のシロナガスクジラの生息数改訂に取り組んでいます。このラインに沿って、1995年の暮れから、まずIWCと日本の共同調査としてオーストラリア南岸沖で、1996年からはIWCがIDCR計画の代替え調査計画として発進させたSOWER計画の下で、マダガスカル東南岸沖、チリ沖そして南氷洋でシロナガスクジラの調査に取り組んできています。2隻の調査船は日本が提供し、調査員はIWCから派遣するシステムですが、各国の支援を受けつつ調査を実施しています。

  また、回復プロジェクトの一環として、シロナガスクジラの形態的変異を知る必要があり、このため行ったノルウエー研究者との共同研究も忘れられません。この研究は、日本とノルウエー両国の担当者の発想によって進展し、さらに多くの方々の支援で実現したプロジェクトでした

  このシロナガスクジラ調査計画は、次年度以降新たなステージに入り、次段階では繁殖の探索と回遊ルートの解明に目標を移すものと予想されます。いったい、いつ最終的なゴールに到達できるか…正直言って今のところ予測がたちません。せめて私が現役であるうちに、一歩でもゴールに近づきたいと願っています
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