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また?シロクロ問題2

投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/01/07 20:59 投稿番号: [2181 / 62227]
>つまり,“風が吹けば桶屋が・・・・”的に言ってしまうと“シロナガスクジラが減れば,ミンククジラがおませになる”のである。年々“おませ”になると,年々子供を早く産み,(自然死亡率が高くならなければ)仲間の数は一年に少なくとも3%は増える。だから,ミンククジラは少なくとも“おませ”が確認される1940 年代頃からは,確実に増えてきた。これが議論を長引かせた最大の理由。ミンクジラが増加したと考えたくない人には,実に受け入れ難い推論であったからである。
「シロナガスクジラの回復にはミンククジラを間引け!」の声の科学的言い分はここにあり,今度は「シロナガスクジラを“おませ”にせよ!」とのかけ声なのである。しかし,このためには,“逆も信なり”を証明せねばならない。野生動物の現実は厳しい。ヒトもかなりキビシイけれど,きっとクジラの餌場は毎日毎日が生きるか死ぬかの瀬戸際であろう。南極海では今年の夏も,きっとシロナガスクジラとミンククジラが凌ぎを削ることだろうが,はたして軍配はどちらに上がるだろうか?

→水産庁捕鯨班の掲示板に何度か投稿したシロクロ問題のヒントになった加藤室長の講演会資料です。
  同じようなコンテンツは勇魚にもあります。
  http://www.whaling.jp/isana/isana10.html
  講演の際、シロが減ってクロミンクが増えて、ではアザラシや鳥はどうなのかとの私からの問いに。
  アザラシが20年で2歳成熟年齢が若年化。3〜4%の増加率−なるほどミンク並み。
  鳥は繁殖地確認で6倍というから恐るべし。
  で、ミンクを捕るとシロが増えるか?
  やる価値はあるだろうという、加藤室長と島津理事の見解でした。
  さて、捕鯨再開の理由には食害もシロクロ問題も適切ではないか?
  私自身常日頃、捕鯨は資源だけで判断すべしと強硬に訴えている人間です。南氷洋クロミンク76万頭、北西太平洋2万5千頭。RMPで捕鯨枠が設定できるならモラトリアムは撤廃すべしというのが本筋論であることは間違いないと信じています。
  しかし、資源論としての捕鯨以外にも人間にはまだまだ真剣に考えねばならない問題が厳然と存在している。いつまでも待っている訳にもいかないかもしれない問題がある。それを忘れてはいけないのでしょう。時間制限ありの問題であるというのが厄介です。
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