続き(8)
投稿者: thunnus_thynnus_mejimaguro 投稿日時: 2003/06/05 20:48 投稿番号: [2009 / 62227]
4.3 リスクコミュニケーション
海外での鯨、魚類を摂食することによるPCB及び水銀に起因する健康被害の調査事例として、デンマーク領フェロー諸島住民のヒレナガゴンドウ肉の摂食による健康影響評価と、セーシェル諸島住民の魚摂食による健康影響評価を紹介した。また、米国FDAが魚に含まれる水銀の危険性について、妊娠中の女性、将来妊娠する女児のための重要なメッセージとして消費者に魚の摂取制限と注意を喚起した内容と、米国EPAが主催した化学的に汚染された魚を食べることの健康に対する影響についての全国リスク・コミュニケーション会議の概要についても紹介した。
食品の安全性に関する規格基準を作成する場合、リスクアナリシスの手法に基づいて行うことが国際的に認識されている。このリスクアナリシスは、リスクアセスメント、リスクマネジメント、リスク・コミュニケーションの3つの要素から成りたち、特にリスク・コミュニケーションは重要な作業となっている。日本人が鯨を安全に食べるための、リスクアナリシスの調査内容、政策内容、リスク・コミュニケーションの作業の進め方等についての記述を行った。
さらに、鯨の種類、捕獲地域によるPCB及び水銀汚染状況の概要、鯨の摂食制限の必要性、鯨製品の表示とDNA 鑑定を用いた鯨種判別による市場監視、ダイオキシン類の一部であるコプラナーPCBとしての食品衛生上の評価等の項目について記述し、鯨を摂食することのリスクメッセージ作成と今後の対応について考察した。
これは メッセージ 2008 (thunnus_thynnus_mejimaguro さん)への返信です.
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