続き(1)
投稿者: thunnus_thynnus_mejimaguro 投稿日時: 2003/06/05 20:26 投稿番号: [2002 / 62227]
(参考)総括報告書の「E.まとめ」(抜粋)
・ わが国には古来より鯨を食べる食文化が定着しており、国民全体から見た鯨の摂取量は魚介類と比べ1g以下と極めて少ない。
・ 鯨肉は高蛋白質、低脂肪で、アミノ酸スコアも高く、低アレルギーであり、また含硫アミノ酸や鉄含量が多く、さらにその脂質は低コレステロールで、不飽和脂肪酸が多く含まれ必須脂肪酸も多い。
・ 鯨のPCB及び水銀による汚染濃度は、鯨の種類や部位による違いが極めて大きく、規制値を超えているものもあることから、より詳細な調査の下に食用に適当な種類と部位あるいは不適当な種類と部位を明らかにする必要がある。
・ 生原料としてのミンククジラなどヒゲクジラ類の赤肉はPCB及び水銀汚染も少なく、食用できると考えられるが、特にハクジラ類の皮部や内臓は汚染が多く、食用とするには何らかの摂食指導が必要と考えられる。
・ 鯨は加工品として食べられることが多いが、加工品にもPCBあるいは水銀汚染濃度の高いものが見られる。加工処理の汚染への影響を調べた結果、水銀濃度は加工によりほとんど変化しないが、PCB濃度はサラシ加工で減少することが明らかとなり、PCB濃度の減少にサラシ加工は有用である。
・ 鯨多食者、妊婦、新生児、乳幼児、子供等のハイリスク群については、摂食制限の必要のある鯨食品があればその必要根拠を開示する等の科学的な安全性の対策を取る等鯨の摂取についての注意喚起や摂食指導が必要である。
・ 鯨の種類、捕獲地域によってPCB、水銀による汚染が大きく異なることから、鯨全体に対して一律の摂取制限等を設定するのは合理的ではないため、ハイリスク群である妊婦や小児については、摂食制限の必要のある鯨食品があればその情報を開示するとともに当該鯨食品の摂取を控えることを提案する。
・ 市販の鯨製品については鯨の種類の名称等に不適切な場合が多くみられることから、表示の改善を強く指導すべきである。
2 厚生労働省の今後の対応 (1) 鯨類(特にハクジラ類)については、農林水産省と連携してさらに汚染実態調査を行う。
(2) 妊産婦、若齢者、鯨類を含む魚介類多食者に関しては、魚介類についての汚染実態調査に基づく水銀摂取量の推計を行う。
(3) これらの調査結果等を踏まえて、適切な食事指導の内容等必要な方策について検討する。
(4) 農林水産省を連携して、鯨由来食品について鯨の種類と捕獲海域が表示されるよう指導する。
(注) 厚生科学研究において1995〜1999年の我が国における通常の食事からの水銀の摂取量平均は、9.0μg/人/日と報告されており、水銀の暫定的摂取量である35.5μg/人/日の約3割である。
・ わが国には古来より鯨を食べる食文化が定着しており、国民全体から見た鯨の摂取量は魚介類と比べ1g以下と極めて少ない。
・ 鯨肉は高蛋白質、低脂肪で、アミノ酸スコアも高く、低アレルギーであり、また含硫アミノ酸や鉄含量が多く、さらにその脂質は低コレステロールで、不飽和脂肪酸が多く含まれ必須脂肪酸も多い。
・ 鯨のPCB及び水銀による汚染濃度は、鯨の種類や部位による違いが極めて大きく、規制値を超えているものもあることから、より詳細な調査の下に食用に適当な種類と部位あるいは不適当な種類と部位を明らかにする必要がある。
・ 生原料としてのミンククジラなどヒゲクジラ類の赤肉はPCB及び水銀汚染も少なく、食用できると考えられるが、特にハクジラ類の皮部や内臓は汚染が多く、食用とするには何らかの摂食指導が必要と考えられる。
・ 鯨は加工品として食べられることが多いが、加工品にもPCBあるいは水銀汚染濃度の高いものが見られる。加工処理の汚染への影響を調べた結果、水銀濃度は加工によりほとんど変化しないが、PCB濃度はサラシ加工で減少することが明らかとなり、PCB濃度の減少にサラシ加工は有用である。
・ 鯨多食者、妊婦、新生児、乳幼児、子供等のハイリスク群については、摂食制限の必要のある鯨食品があればその必要根拠を開示する等の科学的な安全性の対策を取る等鯨の摂取についての注意喚起や摂食指導が必要である。
・ 鯨の種類、捕獲地域によってPCB、水銀による汚染が大きく異なることから、鯨全体に対して一律の摂取制限等を設定するのは合理的ではないため、ハイリスク群である妊婦や小児については、摂食制限の必要のある鯨食品があればその情報を開示するとともに当該鯨食品の摂取を控えることを提案する。
・ 市販の鯨製品については鯨の種類の名称等に不適切な場合が多くみられることから、表示の改善を強く指導すべきである。
2 厚生労働省の今後の対応 (1) 鯨類(特にハクジラ類)については、農林水産省と連携してさらに汚染実態調査を行う。
(2) 妊産婦、若齢者、鯨類を含む魚介類多食者に関しては、魚介類についての汚染実態調査に基づく水銀摂取量の推計を行う。
(3) これらの調査結果等を踏まえて、適切な食事指導の内容等必要な方策について検討する。
(4) 農林水産省を連携して、鯨由来食品について鯨の種類と捕獲海域が表示されるよう指導する。
(注) 厚生科学研究において1995〜1999年の我が国における通常の食事からの水銀の摂取量平均は、9.0μg/人/日と報告されており、水銀の暫定的摂取量である35.5μg/人/日の約3割である。
これは メッセージ 2001 (thunnus_thynnus_mejimaguro さん)への返信です.
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