IWCはどこへ行くのか③
投稿者: crawlingchaos_g 投稿日時: 2007/06/27 23:29 投稿番号: [19219 / 62227]
≪沿岸小型捕鯨で歩み寄り、異例の妥協をみせた日本≫
日本のアンカレジ会合対処方針には、沿岸小型捕鯨捕獲枠の確保に加えて、IWC正常化、調査捕鯨への妨害活動に対する各国からの責任ある対応を引き出すことも含まれていた。
日本は2月にIWC正常化会合を開催した。反捕鯨国はボイコツトを表明したが、それでも34か国が参加した会合では、オープンに議論が展開され、最後に「議長サマリー」を取りまとめた。
IWCの機能不全の原因を、感情主義や誠実な交渉の欠如などとし、これらの改善を目指すことを提言した。
これを受けたアン力レジ会合で日本は、例年、会議の冒頭の議題の採択で「議題はIWCの管轄外」として削除を求める働き掛けをやめたり、そもそも意見が対立して議論が収束しないような決議については提出することをやめ、少しでも議論がかみ合う部分を増やそうとする姿勢をみせた。
ビル・ホガース議長も議論での対立を避け、各国の発言を止めず、また、発言の言葉遺いの悪い者には注意を与えた。
それでもIWCは結局、正常化とはほど遠い状況で終始した。持続的であれば、資源は利用すべきだとする捕鯨支持国と、鯨類資源の致死的・商業的利用は先住民捕鯨以外、何をもってしても認められないとする反捕鯨国の発言は、どうしてもかみ合わなかった。
会合の結果、中間会合を開いて正常化を目指すことにはなったものの、決定的に立場が違う各国の姿勢が変わらない限り、これらの努力も水泡に帰すだろう。
一方、調査捕鯨への妨害活動に対する非難決議は、日本とニュージーランドが共同で提案した。
2年連続で、鯨類捕獲調査にシーシェパードから危険な妨害活動を受けていた日本は、これだけは繰り返してはならないと不退転の決意で臨んだ。
会合の合間に、小野寺五典衆院議員、山際大志郎衆院議員は、シーシェパードの活動船が船籍を置いているオランダ代表団に対し、責任ある対応を求め、オランダ側も善処すると応じた。
呉越同舟のこの提案は、前回セントキッツで全会一致で採択された内容よりもより強い表現となり、各国に責任ある態度を求めた。
さらに決議案には、海洋環境の保護の必要性も加えられた。日本は前者に重点を置き、二ュージーは後者に力点を置いており、奇妙な形で全会一致で採択された。
しかし、危険な行動をしているとしてIWC総会の会議場から閉め出されているシーシェパードに対し、某国の代表団が決議内容などを逐一報告している姿も見られ、その実効性にはまだ疑問が感じられた。
2つの主要課題で、納得のいくものではないにせよ結論を得た日本は、いよいよ沿岸小型捕鯨の捕獲枠を確保することにカを注がなくてはならなくなった。
日本のアンカレジ会合対処方針には、沿岸小型捕鯨捕獲枠の確保に加えて、IWC正常化、調査捕鯨への妨害活動に対する各国からの責任ある対応を引き出すことも含まれていた。
日本は2月にIWC正常化会合を開催した。反捕鯨国はボイコツトを表明したが、それでも34か国が参加した会合では、オープンに議論が展開され、最後に「議長サマリー」を取りまとめた。
IWCの機能不全の原因を、感情主義や誠実な交渉の欠如などとし、これらの改善を目指すことを提言した。
これを受けたアン力レジ会合で日本は、例年、会議の冒頭の議題の採択で「議題はIWCの管轄外」として削除を求める働き掛けをやめたり、そもそも意見が対立して議論が収束しないような決議については提出することをやめ、少しでも議論がかみ合う部分を増やそうとする姿勢をみせた。
ビル・ホガース議長も議論での対立を避け、各国の発言を止めず、また、発言の言葉遺いの悪い者には注意を与えた。
それでもIWCは結局、正常化とはほど遠い状況で終始した。持続的であれば、資源は利用すべきだとする捕鯨支持国と、鯨類資源の致死的・商業的利用は先住民捕鯨以外、何をもってしても認められないとする反捕鯨国の発言は、どうしてもかみ合わなかった。
会合の結果、中間会合を開いて正常化を目指すことにはなったものの、決定的に立場が違う各国の姿勢が変わらない限り、これらの努力も水泡に帰すだろう。
一方、調査捕鯨への妨害活動に対する非難決議は、日本とニュージーランドが共同で提案した。
2年連続で、鯨類捕獲調査にシーシェパードから危険な妨害活動を受けていた日本は、これだけは繰り返してはならないと不退転の決意で臨んだ。
会合の合間に、小野寺五典衆院議員、山際大志郎衆院議員は、シーシェパードの活動船が船籍を置いているオランダ代表団に対し、責任ある対応を求め、オランダ側も善処すると応じた。
呉越同舟のこの提案は、前回セントキッツで全会一致で採択された内容よりもより強い表現となり、各国に責任ある態度を求めた。
さらに決議案には、海洋環境の保護の必要性も加えられた。日本は前者に重点を置き、二ュージーは後者に力点を置いており、奇妙な形で全会一致で採択された。
しかし、危険な行動をしているとしてIWC総会の会議場から閉め出されているシーシェパードに対し、某国の代表団が決議内容などを逐一報告している姿も見られ、その実効性にはまだ疑問が感じられた。
2つの主要課題で、納得のいくものではないにせよ結論を得た日本は、いよいよ沿岸小型捕鯨の捕獲枠を確保することにカを注がなくてはならなくなった。
これは メッセージ 19218 (crawlingchaos_g さん)への返信です.
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