さあ!諸君!捕鯨問題だ!

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日本鯨類研究所のFAQ

投稿者: ts657738 投稿日時: 2003/01/25 09:17 投稿番号: [1881 / 62227]
http://www.icrwhale.org/05-A.htm#13

鯨を守れば環境は良くなるのか?

  地球環境問題の今日的テーマは、人間と自然との共存です。自然は経済的な生産財とみなされると同時に、環境保全のための資源とも考えられるようになり、人間にとって限りあるものとなりました。このことは、自然の征服を課題としてきた近代の文明・文化とは異なった時代の始まりといえるでしょう。捕鯨問題についても、種の存続を脅かすようなかっての商業捕鯨については、勿論、反省が必要です。海洋資源を共通の財産として開発の手から守ろう、絶滅の恐れが少しでもあるものは保全措置をとった方が良いとする反捕鯨派の主張もここにあります。
  クジラが環境運動のシンボルとし祭り上げられてしまった感がありますがクジラだけ保護するということは、海の生態系を崩すことと同じなのです。そして、クジラ類自身も餌不足で減少してしまいます。また、シロナガスクジラが増えていないのは、繁殖力が強くシロナガスクジラと同じくオキアミを餌とするミンククジラが増えすぎてしまったことが一つの理由として考えられています。鯨資源を安全に管理するためには、海洋の生態系のバランスを図っていかなければなりませんがそのためには河川や森林の保全から出発しなければならないほど全ての問題が複雑に絡み合っているのです。

鯨はすべて絶滅に瀕しているのか?

  淡水に生息するバイジ(カワイルカの一種)等少数の種類を除けば、本当に絶滅に瀕している鯨類はいません。かつての鯨の乱獲時代に大型の鯨であるシロナガスクジラ、セミクジラなどの資源量は極めて低い水準にまで減少しましたが、現在これらの鯨類は完全に保護されています。
  一方、南氷洋や北西太平洋および北大西洋のミンククジラ、あるいは北西太平洋のニタリクジラのように、捕獲の対象にできるほど資源状態のよい種類もあります

鯨類資源管理の仕組みは?

  クジラを含む水産資源は再生産可能な資源であり、資源の維持に必要な量を上回る余剰量を人が利用しても減らすことはありません。クジラについても、適正な量の捕鯨であれば、持続的な資源管理が可能です。過去数百年にわたって、人類は大型のクジラ類を乱獲し、その資源を大幅に減らしてきました。しかし今日では、クジラについての資源調査と研究は飛躍的に進展し、IWC科学委員会は生態系の変化やフィードバックの方法論まで取り入れて、クジラの資源管理方式RMP(改正管理方式)を確立しています。

鯨類の食べる餌の量は?

  鯨類が1年間に世界で食べる餌の量は2.8から5億トンにのぼり、これは、世界の海で人間が獲っている魚の量(9000万トン)の3〜6倍にあたります。
簡単に説明しますと、この消費量は、クジラ1頭が食べる餌の量を推定し、それにクジラの数を掛けることによって推定しています。
  クジラの平均体重とそれに基づくエネルギー必要量から、1頭当たりの餌の必要量を推定し、鯨類の最新推定資源量を掛けて年間食物消費量を計算する。但し、世界の海洋における現生の鯨類は81種類の内、資源量が推定されているのは35種(推定のため用いられた種数)に過ぎず、全ての鯨類で考えれば、実際はクジラが世界で食べる餌の量は5億トンより多い量と思われます。
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