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太地町長談話<紀伊民報

投稿者: tom44 投稿日時: 2002/05/24 23:21 投稿番号: [1684 / 62227]
濱中節夫太地町長   「IWCの雰囲気変わった」総会発言後の感触語る
http://www.agara.co.jp/DAILY/20020524/20020524_005.html

  山口県下関市で開かれているIWC(国際捕鯨委員会)総会に出席し21日の協議で、伝統的捕鯨の歴史を持つ地域を代表して発言した濱中節夫・太地町長は、本紙のインタビューに答え、沿岸小型捕鯨のミンククジラ捕獲枠50頭の日本提案が賛成20、反対21で否決されたことについて「これまでの状況では考えられないこと」と、捕鯨への国際世論の理解が深まっているとの感触を語った。

  重要案件である同提案の可決には4分の3の賛成が必要で、同町長は「可決されることは、まず不可能」としながらも「9年前の京都会議で賛成票は6、7票だった。反対票も増えているが、賛成票が3倍にも増えている。これまでとは加盟国の顔ぶれも違い、雰囲気がずいぶん違ってきた」と話した。

  21日の会議で同町長は(1)捕鯨禁止で町の経済と社会が大きな打撃を受けている(2)10年前まで沿岸でクジラを見ることはなかったが近年は10マイル(約18キロ)以上沖に出るとほとんど見ることができる。クジラが増えた分、小魚やイカなどが減って沿岸漁業に大きな影響を与えている(3)17世紀初頭からクジラ文化と共に歩んできた太地の住民は鯨慰霊祭を行うなどクジラに感謝し愛着を持ち続けている。何世紀にもわたる文化を後世に残す思いは切実である―の3点をあげ、増えすぎている鯨種の捕獲は許されるべきだと訴えた。
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