小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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桜田門外の変:彦根藩士の名誉のために

投稿者: a_spot_of_ink 投稿日時: 2003/04/05 12:14 投稿番号: [60779 / 232612]
1860年(万延元年)3月3日幕府の大老井伊直弼の行列が江戸城桜田門に近づいた時、水戸浪士たちが大老を乗せた駕篭をめざして襲いかかかりました。後世、桜田門外の変といわれる暗殺事件です。この日は、昨夜来降り続いていた雪のため結構な積雪であったようです。想像ですが、太平洋上を前線が北上し、関東地方に雪を降らせたのでありましょう。問題はこの雪で、警護の侍は刀の柄を濡らさないために柄袋をかけていました。さらに寒さから手を守るために懐手であったでしょう。刀を抜くためには、懐から手を抜いて柄袋を取り除かなければなりませんでした。突然現れた暗殺者に対して護衛の侍の狼狽はいかほどであったか、想像に難くありません。刀を抜こうにも柄袋が邪魔して抜けなかったのです。このため鞘つきのまま戦った護衛もおったようですし、脇差しで戦おうとした者もいましたが、これでは致命的な打撃を相手に与えるのは無理というものです。不意を襲うのは古今東西、戦の常套手段であり、勝利への最短距離なのです。

  もともと刀は簡単に抜け落ちない工夫がなされております。鯉口です。刀の厚みと鞘の切り口で、ある程度の力を加えないと抜けないようになっているのです。転げたくらいで刀が抜けてしまっては、我が身を傷つけてしまい危険きわまりないので、もともと危険な武器を安全に扱う工夫がなされているのです。銃に安全装置があるのと同じ発想です。刀を抜くためにはまず、左手の親指で刀の柄を押し出すのです。これを「鯉口を切る」といいます。時代劇で電光石火、抜き手も鮮やかに人を切る場面がありますが、あれは嘘です。いきなり抜けない。鯉口を切らないで抜こうとすると鞘ごと抜けてしまう、そのような安全装置が刀鞘に工夫されているのです。

暗殺の危険を予見できなかったのかの問題は残りますが、護衛の彦根藩士が決して腰抜けではなかったことを理解していただきたいと思うのです。

east_jungleさんは、英語文献の方が得意のようですね。思考も英語なのではと想像しています。あなたの文中にある長刀とは long swordのことですか。長刀はなぎなたで、武器として全く違うものです。太刀、もしくは刀の方が適切です。短刀は脇差しのことで、当時の武士は大小2本の刀を腰に差しており、短い方を脇差しといい、主に切腹のために用いるものでした。
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