キッシンジャー・アソシエイツ
投稿者: wesleysneijder_2011 投稿日時: 2011/01/02 06:18 投稿番号: [232211 / 232612]
目を見張るAIGの躍進の裏側
だがキッシンジャーの政治的影響力が最もうかがえるのが、AIG(アメリカン・インターナショナル)の中国市場での躍進ぶりである。同社は中国のWTO(世界貿易機構)加盟以前の段階から、すでに中国保険市場を驀進中あった。中国に進出したのは1992年と、まだ歴史は浅いが、その実績には目を見張るものがある。
上海、広州、深セン、沸山と沿岸部の発展経済都市を押さえ、2002年6月には首都北京にも支店を開業。これほど中国で突出した経営攻勢を成功させた生保は、AIG以外に一社もない。
なかでも中国で最も豊かな経済都市・上海は、当然、保険マーケットも大きい。上海一市で中国全土のほぼ四分の一の利益があがると言われているほどだ。
この上海に、外国企業の中で最初に支店設置を認められたのがAIGの子会社であるAIA(アメリカン・インターナショナル・アライアンス)だった。許認可権を持つ上海氏政府当局の政治的意向が背後にあった。
AIA上海支店は、市内のシンボル、バンド(外灘)の大通りに面した西欧風のビルのなかにあり、屋上に掲げられた真っ赤なAIGの看板は周囲でもひときわ人目を引く。宣伝効果は抜群だ。
AIGがここまで中国政府に食い込めた最大の要因は、先にも触れたように、同社がKAの会員であったこともいチンである。
市場経済がようやく機能しはじめた90年代はじめ、同社の最高首脳がキッシンジャー元国務長官に伴われて、当時の江沢民主席や朱鎔基首相拉らと「友好的」な会見を実現しているニュースは、新華社報道からも見つけることができる。
中国政府にも政治的な思惑はある。現在も、米政界に隠然とした影響力を持つキッシンジャーという「古い友人」の顔を立て、厚遇することで、米国の中国政策を自国に有利に展開しようとしていることや、中国企業にはないハイレベルな技術と資本を取り込みたいということだ。
中国政府とキッシンジャーは、政治とビジネスの両分野で利用しあい、相互に利益を与えあう関係にある。
在任中の外交人脈を徹底的に利用する「政商」。日本にはこういう人物はいない。
(つづく)
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リーマンショックで大きく傷ついたAIG。今、中国でのビジネスはどんな具合なんだろう?
これは メッセージ 232210 (wesleysneijder_2011 さん)への返信です.
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