米国には困ったものです。
投稿者: komash0427 投稿日時: 2007/05/21 23:18 投稿番号: [230489 / 232612]
ご無沙汰しています。
小泉首相の狙いは何だったでしょうか?
贔屓目に見た場合、日朝の交流を通じて北に改革を促し、体制変化をもたらす戦略、いわば太陽政策というところでしょうか。
でも短期間の交渉で、そこまで深く考えていた形跡はありません。韓国で実施されていた政策への協調程度でしょう。
北はそのような甘い国ではありませんね。
交流を通じて北に改革を促す試みが失敗したことはすでに明らかになっています。
米外交当局者はKEDO事業を通じて北と米韓の技術者の交流が北の技術者に外の情報をもたらすと期待していました。
しかしながら北による国民への情報統制と監視はこちらの想像を絶するものがありました。
北朝鮮という国は、効率よく建設作業を進められる人材が出世する国ではなく、主体思想を完璧に記憶し、証明できない架空の忠誠心を態度に示すことのできる人材が出世する社会です。
およそ合理的な考えができるとか、有職故実や古今東西に通じた博学であるとか、専門領域の知識・技術を有しているとか、事業活動を進めるにあたって生産的・効率的な考え、ノウハウを有する人材が重宝される国ではありません。
それよりも国家への忠誠心がどれだけあるかが、重んじられる社会です。
かつて「儒教のために人がある」と評されたこの国は、依然としてそのままです。
「金王朝のために人がある」。
外国人や外国の情報に許可なく接触していることがばれでもしたら、ただでさえ危うい地位を周りの嫉妬や密告で、当の本人は人生を大きく誤ってしまいます(労働矯正所送り、果ては政治犯収容所)。
技能、技術、生産という実績よりもなによりも、いかに思想に忠実であるか、いかに首領に対する忠誠心が堅牢であるかという、有名無実な名分が非常に大切にされる社会。
これ、日本にも通じる部分があります。決して笑えません。
メリットもあるだろうし(赤穂浪士に代表される忠義心を今でも大切にしたいと思っている気持ち)、デメリットもあります(旧日本軍の作戦行動など)。
社会の変革が必要ないまの北には、大義名分を重んじることは大きな障害でしかありません。
あの国を変えるには5年もあれば実現できます。
年間10万人の北朝鮮人を中国、韓国、日本などへ1ヶ月程度旅行させ、外の同じような文化を持った国の人々の生活ぶりに直接触れれば、国民は気づきます。それで金正日はおしまいです。
さて、昨年夏から秋にかけての一連の出来事を思い浮かべますと
missile shoot
atomic bomb test
これら威嚇外交の直接的なきっかけは、とりもなおさず、米単独による金融制裁でした。
対面を傷つけられた将軍さまは、軍部からの「何をしているんだ」という突き上げも加わり何らかの行動を移さなければなりません。
さらには国外で保有しているドルへのアクセスが一切できなくなりました。これでは、支持基盤へ忠誠心と引き換えの物資を与えることもできなくなります。
北の瀬戸際外交は「核実験をやるぞ」、「弾道ミサイル発射実験やるぞ」としきりに見せかけ、交渉当事国を驚愕させ、恐怖させ、譲歩を迫り利益を獲得する手法のはずでした。
瀬戸際外交が超えてはいけない最後の一線であるはずの弾道ミサイル発射、核実験強行を行わざるを得ないほど、金融制裁は北朝鮮を外交的に追い込んでいたのでしょうか。
日本主導による国連安保理の非難、制裁決議は着々と中ロを巻き込み、北を締め上げていました。
しかし北は、国連はもとよりイラクで大きく躓いた米国が、核実験を実施する北に対し、何らかの軍事的手段を行使する可能性は低いと計算していたようです。
さらには、ミサイル発射、核実験など瀬戸際外交のカードを切った後、残されたカードは日本や米領土(本土やハワイなどの諸島、海外の米軍基地を含む)への直接的な攻撃しかありません。が、これは最後の最後の、金正日が後継者もおらず、体制が瓦解するときに残された唯一の手段です。「死なば、もろとも」
小泉首相の狙いは何だったでしょうか?
贔屓目に見た場合、日朝の交流を通じて北に改革を促し、体制変化をもたらす戦略、いわば太陽政策というところでしょうか。
でも短期間の交渉で、そこまで深く考えていた形跡はありません。韓国で実施されていた政策への協調程度でしょう。
北はそのような甘い国ではありませんね。
交流を通じて北に改革を促す試みが失敗したことはすでに明らかになっています。
米外交当局者はKEDO事業を通じて北と米韓の技術者の交流が北の技術者に外の情報をもたらすと期待していました。
しかしながら北による国民への情報統制と監視はこちらの想像を絶するものがありました。
北朝鮮という国は、効率よく建設作業を進められる人材が出世する国ではなく、主体思想を完璧に記憶し、証明できない架空の忠誠心を態度に示すことのできる人材が出世する社会です。
およそ合理的な考えができるとか、有職故実や古今東西に通じた博学であるとか、専門領域の知識・技術を有しているとか、事業活動を進めるにあたって生産的・効率的な考え、ノウハウを有する人材が重宝される国ではありません。
それよりも国家への忠誠心がどれだけあるかが、重んじられる社会です。
かつて「儒教のために人がある」と評されたこの国は、依然としてそのままです。
「金王朝のために人がある」。
外国人や外国の情報に許可なく接触していることがばれでもしたら、ただでさえ危うい地位を周りの嫉妬や密告で、当の本人は人生を大きく誤ってしまいます(労働矯正所送り、果ては政治犯収容所)。
技能、技術、生産という実績よりもなによりも、いかに思想に忠実であるか、いかに首領に対する忠誠心が堅牢であるかという、有名無実な名分が非常に大切にされる社会。
これ、日本にも通じる部分があります。決して笑えません。
メリットもあるだろうし(赤穂浪士に代表される忠義心を今でも大切にしたいと思っている気持ち)、デメリットもあります(旧日本軍の作戦行動など)。
社会の変革が必要ないまの北には、大義名分を重んじることは大きな障害でしかありません。
あの国を変えるには5年もあれば実現できます。
年間10万人の北朝鮮人を中国、韓国、日本などへ1ヶ月程度旅行させ、外の同じような文化を持った国の人々の生活ぶりに直接触れれば、国民は気づきます。それで金正日はおしまいです。
さて、昨年夏から秋にかけての一連の出来事を思い浮かべますと
missile shoot
atomic bomb test
これら威嚇外交の直接的なきっかけは、とりもなおさず、米単独による金融制裁でした。
対面を傷つけられた将軍さまは、軍部からの「何をしているんだ」という突き上げも加わり何らかの行動を移さなければなりません。
さらには国外で保有しているドルへのアクセスが一切できなくなりました。これでは、支持基盤へ忠誠心と引き換えの物資を与えることもできなくなります。
北の瀬戸際外交は「核実験をやるぞ」、「弾道ミサイル発射実験やるぞ」としきりに見せかけ、交渉当事国を驚愕させ、恐怖させ、譲歩を迫り利益を獲得する手法のはずでした。
瀬戸際外交が超えてはいけない最後の一線であるはずの弾道ミサイル発射、核実験強行を行わざるを得ないほど、金融制裁は北朝鮮を外交的に追い込んでいたのでしょうか。
日本主導による国連安保理の非難、制裁決議は着々と中ロを巻き込み、北を締め上げていました。
しかし北は、国連はもとよりイラクで大きく躓いた米国が、核実験を実施する北に対し、何らかの軍事的手段を行使する可能性は低いと計算していたようです。
さらには、ミサイル発射、核実験など瀬戸際外交のカードを切った後、残されたカードは日本や米領土(本土やハワイなどの諸島、海外の米軍基地を含む)への直接的な攻撃しかありません。が、これは最後の最後の、金正日が後継者もおらず、体制が瓦解するときに残された唯一の手段です。「死なば、もろとも」
これは メッセージ 230485 (shinzerosen01 さん)への返信です.