>>>北、食糧配給制を10月再開
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/09/29 23:29 投稿番号: [218252 / 232612]
ここで、少し説明を要するのは、北朝鮮における人民軍の位置づけだろう。
本来、共産主義国家は、共産党が統治の中心にあり、軍も行政機関も党の統制下に置かれるのが普通だ。北朝鮮でも、かつて金日成主席の下、朝鮮人民軍は朝鮮労働党の指導・統制下にあったのだが、金正日体制になってから、様子が変わり始めた。金総書記が「先軍政治」と称して、経済を含むあらゆる分野で人民軍を優先する政治体制を取ったからだ。
先軍政治を採用した理由は、ソ連・東欧圏の崩壊という最悪の状況下、父・金日成の急死で政権を受け継いだ金総書記が、最大の組織集団・朝鮮人民軍を掌握し、反乱などを防ぐためだったといわれる。だが、その結果、人民軍の利権が増大し、政治にも口を出すようになり、ここ数年、さまざまな弊害が目立つようになってきたのだ。
「軍傘下の会社は、水産物や鉱物などの貿易にもどんどん進出し、外貨をもうけて利益を独占している。一方、軍人が一般住民から略奪を行うケースも目立ち、
脱北者などによると、北朝鮮国内で現在、住民が最も警戒しているのは軍隊だというのです」(石丸氏)
実際、外部流出した2001〜’03年ごろの北朝鮮当局の内部文書には、
「軍人は、どんなことがあっても貴重な農作物に手を出してはならない」
「人民を愛し、彼らの生命財産を僅かでも傷つけてはならない」
といった、兵士の不正行為を戒める内容が目立つ。そのため、人民からは「昼は人民軍、夜は盗賊」という陰口さえたたかれているという。人民を守るための人民軍が、いつしか人民に大変な迷惑をかける存在になっているのだ。
(つづく)
これは メッセージ 217841 (komash0427 さん)への返信です.
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