田中均氏のアイデア
投稿者: komash0427 投稿日時: 2004/12/28 23:21 投稿番号: [167692 / 232612]
「東アジア共同体評議会」の第1回政策本会議の田中氏の講演の要約
http://www.ceac.jp/j/pdf/040730.pdf
以下、要約
東アジア共同体は、今後の日本の中長期的な課題の中でも最も大事な課題と考えている。
Ⅰなぜ東アジア共同体が必要なのか?
1.日本の中長期的な国益にかなう
①マーケットの拡大
少子化・高齢化=日本の市場の収縮に対し、東アジアのマーケットを拡大する。
東アジア諸国の人、物、資本の流れの障壁を取り払い、日本への需要を拡大する。
②グローバリゼーションに対抗する
地域主義はグローバリゼーションの弊害を是正することができる。
地域において安定した仕組みをつくることは、グローバリゼーションに生き残るための大きな要素である。
EUは長い時間をかけて形成した。
USはそれ自身大きな国であり、自己完結できるため、必要性は少ないが、それでも NAFTAを南米へ拡大しようとしている
③発言権を確保する
EUの例からみても、地域的な統合が発言権を増す仕組みとなっている。
2.中国と協力していくシステムをつくる必要性
極めて大きな存在である中国をシステムの中に入れるという一つの工夫。
日中二国間で中国をマネジメントすることは難しい。多国間の枠組みの中に中国を入れていく。 それだけでは不十分である。
東アジアの中で、中国との相互関係、中国を一定の規律の中で扱っていくことが必要。
3.アメリカはけしからん、中国はけしからん、北朝鮮はけしからんという日本の不健全なナショナリズムを抑制する
ナショナリズム自体は悪い概念ではない。
東アジア共同体は、日本のナショナリズムを建設的な方向へ吸収していく1つの運動である。
その運動の中で日本がリーダーシップを発揮するべきである。
Ⅱ東アジア共同体づくりの難しい課題
1.政治体制の違い
EUと違い、東アジア各国は政治体制が著しく異なる。
東アジアには民主主義、法治主義、人権といったグローバルな価値観に基づいた統治形態がなく、共同体をつくる上で著しくハンデとなっている。
脅威認識が異なる。例えば中国と日本では脅威の認識がことなる地域において、共同体をつくることは難しい。
2.文化、宗教の多様性
文化的、宗教的な違いが東アジア各国において存在する。
80年代から90年代の初めにかけては、こうした理由から共同体を構想する
ことは進まなかった。しかし、今は違う。こうした困難をどうやって克服するかというのが課題である。
Ⅲ東アジア共同体づくりのために整備するポイント
1.脅威の削減
朝鮮半島と中台の問題は東アジアを秩序ある世界を築くためには、どうしても早く解決したい課題である。 国交正常化を急いでいない。拉致問題を軽視していない。 拉致問題を解決することは、東アジア共同体の前提条件である。
日本は朝鮮半島の安定的なシステム、仕組みをつくるうえで決定的な役割を持っている。
朝鮮半島、中台の脅威削減は東アジア共同体づくりにおいて避けて通ることはできな い。
中台問題は現実的なマネジメントの問題でもある。
2.相互依存関係の拡大
日本、中国が中心となり、東アジア共同体の利益をもたらすように整備する。
中国マーケット拡大に伴い、日本、中国、東南アジアの利益となっている。
続く)
http://www.ceac.jp/j/pdf/040730.pdf
以下、要約
東アジア共同体は、今後の日本の中長期的な課題の中でも最も大事な課題と考えている。
Ⅰなぜ東アジア共同体が必要なのか?
1.日本の中長期的な国益にかなう
①マーケットの拡大
少子化・高齢化=日本の市場の収縮に対し、東アジアのマーケットを拡大する。
東アジア諸国の人、物、資本の流れの障壁を取り払い、日本への需要を拡大する。
②グローバリゼーションに対抗する
地域主義はグローバリゼーションの弊害を是正することができる。
地域において安定した仕組みをつくることは、グローバリゼーションに生き残るための大きな要素である。
EUは長い時間をかけて形成した。
USはそれ自身大きな国であり、自己完結できるため、必要性は少ないが、それでも NAFTAを南米へ拡大しようとしている
③発言権を確保する
EUの例からみても、地域的な統合が発言権を増す仕組みとなっている。
2.中国と協力していくシステムをつくる必要性
極めて大きな存在である中国をシステムの中に入れるという一つの工夫。
日中二国間で中国をマネジメントすることは難しい。多国間の枠組みの中に中国を入れていく。 それだけでは不十分である。
東アジアの中で、中国との相互関係、中国を一定の規律の中で扱っていくことが必要。
3.アメリカはけしからん、中国はけしからん、北朝鮮はけしからんという日本の不健全なナショナリズムを抑制する
ナショナリズム自体は悪い概念ではない。
東アジア共同体は、日本のナショナリズムを建設的な方向へ吸収していく1つの運動である。
その運動の中で日本がリーダーシップを発揮するべきである。
Ⅱ東アジア共同体づくりの難しい課題
1.政治体制の違い
EUと違い、東アジア各国は政治体制が著しく異なる。
東アジアには民主主義、法治主義、人権といったグローバルな価値観に基づいた統治形態がなく、共同体をつくる上で著しくハンデとなっている。
脅威認識が異なる。例えば中国と日本では脅威の認識がことなる地域において、共同体をつくることは難しい。
2.文化、宗教の多様性
文化的、宗教的な違いが東アジア各国において存在する。
80年代から90年代の初めにかけては、こうした理由から共同体を構想する
ことは進まなかった。しかし、今は違う。こうした困難をどうやって克服するかというのが課題である。
Ⅲ東アジア共同体づくりのために整備するポイント
1.脅威の削減
朝鮮半島と中台の問題は東アジアを秩序ある世界を築くためには、どうしても早く解決したい課題である。 国交正常化を急いでいない。拉致問題を軽視していない。 拉致問題を解決することは、東アジア共同体の前提条件である。
日本は朝鮮半島の安定的なシステム、仕組みをつくるうえで決定的な役割を持っている。
朝鮮半島、中台の脅威削減は東アジア共同体づくりにおいて避けて通ることはできな い。
中台問題は現実的なマネジメントの問題でもある。
2.相互依存関係の拡大
日本、中国が中心となり、東アジア共同体の利益をもたらすように整備する。
中国マーケット拡大に伴い、日本、中国、東南アジアの利益となっている。
続く)
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