小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

北朝鮮崩壊の方法−考えると4

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/05/28 06:50 投稿番号: [132956 / 232612]
北朝鮮には、経済実務派と軍事強硬派という構図に見ることがこともできるかと思いますが、昨年秋の代議員選挙、組閣ではこの経済実務派の台頭があると言われています。
こうやってたどっていくと、金正日は経済改革派かと思うのですが、そこがよく分かりません。
むしろ反対の材料が多いと思います。
というか、私からみると実は経済のことに関しては、“ブリッコだけで能力無し”なのではないかと思います。
まあ権力操作はうまいのかも知れませんし、小才があり他人の心の機微をみるに鋭い者があるのかも知れませんが、経済のことは<さっぱり>が実情なんでしょう。
現にそういう記事もあります。

反対の材料は多数ありますが、先ずはこれまでの代表的な論文があります。
94年に(服喪期間中)、「社会主義は科学である」という北朝鮮の進むべき路線を示しています。
(この論文の主旨でもよいから読みたいと思って探したのですが、残念ながらありません。
他の論文はどういうわけか山ほどありますが、読んでもさっぱり分かりません。)

http://210.145.168.243/kim_jong_il/keizai_seisaku9710.htm

この時点では、東欧もそしてロシアも社会主義が崩壊し、中国は79年からの改革開放路線、そしてベトナムではドイモイ政策が出ていたと思います。
こういう中で、北朝鮮はどういう道を進むかというのは現時点からみても注目されるところですが、彼は極めて“正統的かつ保守的な”ことを書いています。

例によって重村の本からですが、以下のとおりです。

1. 資本主義に対し、幻想を抱いてはならない。
2. 人間改造事業、思想改造事業が最も重要である。
3. 社会政治的生命こそ重要である。
4. 真の仁徳政治を実現する。
5. 各国の共産党が崩壊したのは、官僚主義のためである。
6. 思想教育活動が重要である。
7. 権勢と官僚主義、不正腐敗、あらゆる特権を排斥する。
8. 全人民が首領を真の父と仰ぎ、党の懐を母なる懐と従い、首領、党、大衆が運命を共にする一つの社会政治的生命体を強化する。
9. 金日成主席の遺訓を高く評価する。
この論文で注目されるのは、社会主義諸国のの崩壊から得られる教訓を、経済の行き詰まりでなく、思想教育の失敗と官僚主義としていることである。
このようなものは、単に宣伝文書で実質的な意味はないと、思われそうですが、実はそうではなく、内部では労働党員とか軍隊を中心に熱心に学習させられたのではないかと思います。

反対の材料は、98年に憲法を改正し「先軍政治」を始めた。
ご存知のように「国防委員会」は、「党書記局・政治局」を越える最高権力機関であり、委員10人のうち軍人(現役・OB)が8人も占めるという体制になっています。
軍人さんは随分と偉くなりました。
これは、金正日が労働党という官僚組織がどうにもならなくて、「労働党優位」から「人民軍優位」の軍事国家にしてしまった。
ということで、94年の憲法改正は、将軍様のクーデターという見方もあります(重村)。
理由は、上記の論文で、以下のとおり党の腐敗をついている。

「革命をする人たちが、労働者階級の党に入れるのは私利や功名、権勢のためでなく、人民にいっそう良く服務するためである。苦労は誰よりも先に負い、楽なことは後回しにし、難しいことは進んで受け持ち、成果は他人に譲るのが真の共産主義であり労働者階級の党の党員である。」

将軍様がこのようなことを言っても全くの説得力ないですね。
喜び組は何ですか。多数のご夫人は何ですか。と言いたくなる。
毛沢東もひどいことをやったが(女性のことを除き)、生活そのものは清潔で二人の息子を戦争で失っている。

97年に亡命した黄長菀は、「北朝鮮は結局、軍事国家体制に踏み込んだ」
「北朝鮮の経済が国防委員会の管轄下に置かれたため、経済はいっそう軍の要求に従わざるをえなくなり、人民生活はさらに悪化する」

やっと<黄長菀>が出てきました。
とするならこれから言わんとすることは概ね推測がつくかと思います。

まだ、だらだらと続きます。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)