軽機関銃の用法
投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/05/05 06:28 投稿番号: [5287 / 41162]
>ただ、軽機関銃と呼ばれるものでも、銃本体のみで10〜11kg、
照準機や銃弾などを入れると、20kg近くなるようです。
立ち撃ち、腰狙撃ちは反動なども考えると、ほとんど無理と思われます。
これは勘違いしている人が多いのですが、銃本体の重量が重いということは、「反動は小さい」ということなのです。
発射される弾の銃口初速が同じであるとして考えますと、MV=mvなのであって、銃と弾に与えられる運動量は
同一になります。
ところが、それぞれに与えられるエネルギー量は、1/2mv^2ですから、mの大きい銃本体の受け取るエネルギー量は
その分vが小さく、結果として吸収しなくてはならないエネルギー量は重量に反比例して小さくなります。
発射薬によるエネルギーは銃と弾丸の双方に与えられるにもかかわらず、撃たれたほうが傷つき、
撃った方は傷つかないということの理論的な説明がこれです。
軽機関銃の銃本体重量は歩兵銃の約3倍ですので射手が吸収しなくてはならない反動は歩兵銃の1/3になります。
目標距離300m以内では、一度に3発すつ発射する3発点射が旧日本軍の標準射撃法なので、反動については
歩兵銃と同程度ということでよろしいかと思います。
大正期以降、日本の歩兵部隊の編成は、一小隊に軽機関銃一挺なのですが、これが現場でどのように使われるかは
容易に想像が付くと思います。
軽機関銃というものは歩兵部隊の一部として、これを携えて突撃を行うことを前提に作られているのです。
調べていただけば解りますが、日本の軽機関銃には着剣装置が付いており、歩兵と共に銃剣突撃をやることになっています。
「支那事変」の間を通じて、軽機関銃の突撃銃的用法は定着しており、昭和十四年以降はこれが制式の射撃法として採用されています。
下記の通りです。
「諸兵射撃教範
第四部
昭和14年6月
陸軍総監部
九八頁」
其ノ三
腰狙射撃
第一
森林、市街、村落及壕内等ニアリテ不意ニ敵ト衝突シ正規ノ射撃姿勢ヲ取ルノ遑ナク且一挙ノ突入困難ナル場合等ニ於テハ腰狙(コシタメ)射撃ヲ行フヲ要スルコトアリ
第二
腰狙射撃ハ小銃、軽機関銃等ヲ以テ或ハ行進中或ハ瞬間停止シ之ヲ行フモノニシテ其ノ要領ハ概ネ左ノ如シ
ま、実状については、一個ずつ確実に証拠資料を確認していくと言うことで
(^^
ひとまずはこれを確認しておきましょう。
これは メッセージ 5279 (ishiis1512 さん)への返信です.
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