南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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〔中国の洗脳は〕完全な真実

投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2012/03/21 16:21 投稿番号: [39200 / 41162]
第二次大戦末期の44年7月,米国は中国共産党の根拠地延安に軍事視察団を派遣した.当時八路軍は捕虜を反戦兵士として育成し,日本軍に対する有効なプロパガンダ戦を展開していた.米国は八路軍の戦略を学んで,日本兵の戦闘心をそぐことによって太平洋戦線での自軍の犠牲を減らすとともに,来るべき日本占領を円滑に進めたいと考えていた.また中国共産党も,自らを世界に宣伝する格好の機会ととらえ,視察団に進んで情報を提供する.本書は,視察団派遣の44年7月から,米国と中国共産党との関係に陰りが兆す45年前半までの束の間の「米中蜜月時代」に,米戦時情報局によって作成・配布された71本のリポートの全訳である.加えて本書では,リポートで取り上げられたビラのうち土屋礼子氏(大阪市立大学教授)が収集したもの約270点を併せて収録した.巻末の年表・地図などの付録とともにリポートの立体的解読を可能にするものである.
  本レポートの取り扱うテーマは多岐にわたるが,その柱は以下の三点である.1)共産党・八路軍の日本人捕虜に対する処遇の歴史及びその実態.開戦以来「日本人捕虜を優遇せよ」とたびたび命令してきた八路軍の戦略が具体的に記されている.2)野坂参三が米軍に提供した情報の詳細.彼個人の経歴から,秘密ルートを通じてもたらされる日本国内の最新情報にまで及ぶ.野坂は当時延安にあって岡野進と名乗り,捕虜教育等の諸活動に当たっていた.3)日本兵捕虜たちによる反戦活動の内容,彼らを対象にした,さまざまな意識調査の結果,米軍が作成した日本兵向けビラや放送原稿に対する批評など.
  本書によって明らかになることは多いが,とりあえず3点だけをあげておく.まず,1)当時の米中関係の実態は,その後の情勢の急変(冷戦)で長い間ベールに包まれていたが,今回その一端が明らかになる.2)米国は44年の後半には日本の敗北を確信し,その後は日本進駐時の自軍の人的被害を避ける方策を探っていた.その米国が日本占領のデザインを考える上で天皇と天皇制を極めて慎重に検討していたことが,野坂への意見聴取,捕虜へのアンケート調査などから明らかになる.3)敗北後の日本の民主化について野坂がどのような見方をもっていたのか.戦後の政治状況の変化の中で秘されてきた当時の野坂の見解が史料によって示される.
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