歴史修正主義への日本と世界の認識(2)
投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2012/01/29 23:58 投稿番号: [38460 / 41162]
1931年に始まった
中国東北部への
武力侵攻開始以後、
日本帝国が
中国大陸や東南アジア・太平洋地域で起こした
戦争を、「自存自衛の戦争」
「アジア解放のための聖戦」
として正当化する
ヤスクニ神社などが連日
宣伝流布する
歴史観は、まさに
“歴史修正主義”
の典型だといえる。
「南京大虐殺はなかった」
「従軍慰安婦の強制はなかった」
といった主張や、「沖縄戦での軍の集団自決命令はなかった」
などという
主張も、これに
該当する。
このように
侵略戦争や
組織的残虐行為への批判的評価を
「修正」しようとする策動は必ずしも日本だけの現象ではない。
前述したように、ドイツでも
極右勢力が「アウシュビッツの嘘」
といった議論を
唱えていた。
イタリアにも、第2次大戦下の
反ファシズムの闘争の意義を否定し、レジスタンス運動や憲法を
詳述した学校教科書を「偏向」
だとする議論が
存在していた。
しかし、こうした主張を公然と唱える勢力が政権に参画した例は
一時期の
オーストリアなどを除いて、欧米では
ほとんどない。
戦争を美化する宣伝を流布し、戦争指導者達を「英霊」
として
顕彰する“歴史修正主義”の殿堂とも言える
特殊な宗教施設に
政府要人や
政権与党の議員などが
公式参拝して恥じない国、
右翼政治家などが公式の場で
南京虐殺を
否定して見せる国は
国際社会の常識からは
大きく乖離している存在といえるだろう。
つい先日、国際ホロコースト記念日にあたる
1月27日には
ノルウェーのストルテンベルグ首相が
首都オスロで
演説し、
「ユダヤ人の逮捕と強制移送に、警察や
その他のノルウェー
市民がかかわったことを認めなければならない」
と述べて、
ナチスのホロコーストに関与したことを
公式に
謝罪した。
首相演説は、国内のユダヤ人が強制移送された港で
行われた。
「虐殺したのは間違いなくナチスだ。だが(ユダヤ人を)逮捕し
(移送用の)トラックを運転したのはノルウェー人だ。
それは
ノルウェーで行われた」
と語り、そのうえで「この国で起きた
ことについて、最も深い謝罪を表明するときだ」
と述べた。
ノルウェー政府は
1998年に
ホロコースト関与を認め、
ユダヤ人への賠償も行なっているが、国家として
全面的な
謝罪はなかったという。
ホロコースト記念日には、犠牲者を追悼する行事が世界各地
で行われた。
もちろん、ドイツ連邦政府も
例外ではない。
これは メッセージ 38459 (wadatumi_voice21 さん)への返信です.
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